訪日調査を終えて会見する国連人権理事会の作業部会ダミロラ・オラウィ議長(右)とピチャモン・イェオパントン氏=2023年8月4日、東京都千代田区の日本記者クラブ、松本敏之撮影 日本記者クラブ(東京都千代田区)で会見したのは、作業部会の議長のダミロラ・オラウィ(Damilola Olawuyi)氏と、アジア・太平洋地域メンバーのピチャモン・イェオパントン(Pichamon Yeophantong)氏の2人。 両氏は7月24日~8月4日の12日間、日本を初めて公式訪問。東京や大阪、愛知、福島などを訪れて、日本政府や地方自治体、労働組合、日本企業の人権順守の取り組み状況などについて調べた。 会見でオラウィ議長は、日本で「ビジネスと人権」分野でリスクにさらされている集団として「特に女性やLGBTQI+、障害者、部落、先住民族と少数民族、技能実習生と移民労働者、労働者と労働組合のほか、子どもと若者」に