Pokémon GOには、さまざまな場所に行ったりする「スマホの画面外」の楽しみもあります。横須賀市で行われた「ヨコスカGO」宣言をレポートしながら、自治体や企業との連携が、どのような楽しみを引き出せるか、可能性と課題を整理します。 Pokémon GOには「画面外の楽しみ」もある できるネットではPokémon GOの解説・攻略記事を掲載していますが、その多くは「スマホの画面内」を扱ったものです。しかし、現実世界を歩き回って遊ぶPokémon GOでは、「スマホの画面外」にも楽しみがあります。 Pokémon GOと自治体や企業との連携の発表が続いています。このような動きは、いわば「スマホの画面外」も含めた、新しい楽しみを作ろうとするもの。Pokémon GOを長く楽しむために、今回は「画面外の楽しみ」をどのように見つけるか/作るかのヒントと、今起こっている動きを紹介します。 ユーザーの
新人記者が行く: アラフォーの鬼編集者に囲まれつつも、毎日必死で記事を書いている新人のスズキとアオヤギ。元高校球児で“史上最強の応援団長”の呼び名を持つスズキと、家にいるのが何よりも好きな女オタクのアオヤギ。平成生まれの2人が「最近気になること」に突撃していきます。連載バックナンバーはこちら。
熊坂仁美です。はやりものにはすぐに飛びつくタイプですが、最近ようやくエージェント活動を始めました。出遅れ気味でややあせってます。 「エージェント」とはGoogleの位置ゲーム「Ingress(イングレス)」のプレイヤーのこと。Ingressはいま世界で1000万ダウンロードの大ヒットゲームになっています。 自分で言うのもなんですが、これまでゲームに無縁だった私みたいなアラフィフ女性まで参戦しているのがIngressのすごいところですよね。 ルール自体は単純で、青軍と緑軍の2陣営に分かれての陣取り合戦です。自分の街のお寺や銅像や駅などが「ポータル」(目印となる場所)に設定されているのがミソ。Googleマップを使っているので、リアル感があります。ポータルを探して「ハック」するとパワーチャージされたり、時には攻撃されてダメージを受けたりします。 バーチャルだけどリアル。リアルだけどバーチャル。
砂丘のポケストップの元になったのは、Pokemon GO開発元でもある米Nianticのゲーム「Ingress」の「ポータル」だ。現実世界の名所・旧跡などに設定されており、Ingressプレイヤー(エージェント)ならかつては誰でも申請できた。Ingressのアプリから旧跡などの写真を撮影し、位置情報とともに申請、Nianticが承認すれば、ポータルが設置される――という流れだ。 鳥取砂丘内では、砂の移動を調べるための「調査杭」が100メートルごとに置かれており、その多くがポータルになっている。総数は110。うち8割は、たった1人のエージェントが3日かけて砂丘を歩いて申請し、設定されたもので、「鳥取砂丘でポケモンGOをする者は彼に感謝すべき」――こんなツイートも話題になった。 そのエージェントとは、鳥取県に住む男性、katopsさんだ。katopsさんに、鳥取砂丘のポータル申請の苦労や、Po
各種メディアによるポケモンGOの来る来るリーク合戦に振り回され、毎日のように淡い期待を込めてスマホアプリのストアでポケモンGOを検索し続けている皆さん、いかがお過ごしでしょうか。 私自身は、先日のポケモンGOの記事では日本が後回しのイライラが隠せずに思わず取り乱してしまいましたが、最近のメディアの飛ばし記事合戦に何だか少し冷めてしまった今日この頃です。 ただ、そんな中先週こんな記事が物議を醸していたのが気になったので、今日はこちらをご紹介したいと思います。 ■Pokemon Goは日本製のゲームではない? 挑戦的な記事タイトルと前半の記事の中身自体は別として、この記事が注目されたのはポケモンGOの兄貴分にあたるイングレスを「失敗」と表現している点。 その後、読者から「イングレスは失敗ではないのではないか」というコメントがついたところ、さらに長文の追記で「結論から言うと米国のゲーム業界(また
今回はIngress勢からみた「ポケモンGo」についてちょっとだけお話します。そう、テスターの間で球投げゲームと揶揄呼称されていたあれです。 ここ連日連夜「ポケモンGo」について大量の報道がなされ、個人ブログ界隈でもホッテントリが続出しています。それこそ、1日ポケモンGoの話を聞かない日はないほどに。自分が以前書いた記事は全く注目されていませんが、時期が悪かったのでしょう。 さて各種報道やブログ等で紹介されるときに共通するのが もうわかったから。同じことを繰り返さないで。 しかもIngressとの対比をしていたとしても、その多くはIngressそのものを何も理解していないかネットの受け売りを垂れ流すだけと、大変に気持ちが悪いものです。マトモにIngressをプレイしたことのない人が書いていたり、途中で飽きて辞めた人だったり、そもそもどちらも知らないけどバズるから書いているだけだったり。 も
ポケモンGoのヒットの裏で、IngressもAppStore上位に食い込んでいます。といっても、その多くはポケモンGoのおまけアプリ的な位置づけでしょう。もったいないですね。 さて、IngressはポケモンGoの原作のような位置づけですが、それを支えてきたプレイヤーに関しては長い間謎に包まれていました。 それもそのはずです。 多くのプレイヤーは自らをAGエージェント(=工作員)と位置づけ、闇に紛れ人混みに姿を隠し月明かりを避けて黙々と活動してきました。その姿はときに修行僧のようであり、傍目からは不審者として映ることでしょう。 そんな不審者達、ポケモンGo勢にとっては先輩面した胡散臭い連中に思われているようですが。 というわけで、IngressのAG、もといイングレスおじさんにまつわる不思議すぎる実態を報告したいと思います。なお、ここに書いてあることの多くは超機密事項に該当するものです。取り
「ポケモンGO」を開発した米Niantic社は、2013年にスマホ向け位置情報ゲーム「Ingress」(iOS/Android)をリリースしている。Ingressは街中にある「ポータル」を2つの陣営が奪い合い、ポータル同士を結んだ三角形を作って陣取り合戦を繰り広げるゲーム。世界200カ国で遊ばれ、累計ダウンロード数1400万以上を記録。いまもエージェントたち(Ingressユーザのこと)が世界中を歩きまわっている。 「ポータル」はエージェントがスマホアプリから写真と位置情報を付きで申請し、承認されればゲーム内に登場するようになる。Ingressにはポータル承認数に応じてもらえるご褒美(Seerメダル)があり、エージェントたちは街中のポータルになりそうな場所を探してはせっせと申請してきた。 こうして大量に街中に設けられたポータルが、いまポケストップやジムとして活躍しているのだ。いちエージェン
さて、日本でもとうとう「ポケモンGO」がローンチされました。皆さんも恐らくご存知の通り、一足先にリリースされたアメリカではもはや社会現象になっています。ローンチからたった一週間ですでにモバイルゲーム歴代最高のユーザー数を獲得し(!)、アクティブユーザー数ではTwitterを追い越しました。僕が住む比較的郊外でさえ、道を歩けばポケモンGOをプレイしている人と何度もすれ違います。アメリカに住んで12年、こんなことは初めてです。とにかく話題で持ちきりのポケモンGO、このゲームを任天堂と共同で開発している会社がサンフランシスコにあるNiantic, Inc.です。 Niantic, Inc.は元々Googleの社内スタートアップとして始まり、これまでにIngressというモバイルゲームを開発してきました。Ingressのゲームコンセプトは陣取りゲーム。ゲームフィールドは私たちが住む現実の世界そのも
「Ingress」は文化や言語の壁を超え「Pokémon GO」は世界に幸せを届ける。公式ユーザーイベントAegis Novaを前に,Nianticの歩みを川島氏に聞いた 編集部:でんこ カメラマン:愛甲武司 Nianticがサービス中の「Ingress」(iOS / Android) をご存じだろうか。Ingressは,スマートフォンの位置情報を利用したリアルワールドゲームとして世界中のエージェント(Ingressプレイヤー)に親しまれている。エージェントが“レジスタンス”と“エンライテンド”の2勢力に分かれ,現実世界のスポットに紐付いた“ポータル”を奪い合う陣取り合戦を繰り広げるという内容で,7月6日から一部の国でサービスがスタートした「Pokémon GO」 (iOS / Android)にも,Ingressの技術やポータル情報が応用されているのだ。 今回4Gamerでは,7月16日
「ポケットモンスター」シリーズのスマートフォンゲーム「Pokemon GO」が米国を中心に人気だ。日本でのローンチも間もなくと言われているが、世界ではすでにさまざまなトラブルも報告されている。 日本でも人気のあるシリーズだけに、多くのユーザーがプレイすることが予想される。Pokemon GOの開発・提供元である米ナイアンティックは、同じく位置情報ゲームIngressも手がけている。Pokemon GOを始める前に、Ingressの熟練プレイヤーたちのアドバイスにいま一度耳を傾けてみたい。 (※この記事は、「Ingress座談会(後編)」を再構成したものです) →・Ingress経験者に学ぶ「Pokemon GO」の危険性 →・「ゲームのために私有地へ侵入」 Ingressで予測する「Pokemon GO」のトラブル あくまでゲーム、プレイスタイルの違いを認め合う Ingressを巡るトラブ
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