サービスカラーやコーポレートカラー、商品のイメージカラーには哲学があります。今回は国内の産業を支える各企業が「なぜその色を採用したのか」紐解きます。 感情は色でコントロールされる 色と感情は密接に相関関係にあり、企業やサービスのカラーは厳密に設計される傾向にあります。 たとえば黄は楽観、橙は友好、赤は興奮、紫は創造、青は信頼、緑は平和、灰はバランスを表す。色によって感情はコントロールされている via. The Psychology Of Color In Logo Design 今回はこのインフォグラフィックの色階層ごとに、日本企業のコーポレートカラーの色哲学を見て行きたいと思います。 ■ 黄……楽観的、明快さ、暖かさ 1. ファナック 黄色が会社カラーになった由来は、富士通の一事業部時代に、事業部ごとの報告書等を区別しやすいように黄色が割り当てられたためであり、また稲葉清右衛門が黄色を
