先日11月2日、3日の2日間、日本武道館もある北の丸公園の科学技術館で楽器の展示会である東京楽器博 2024が開催されました。かなりの大盛況だったので、参加した、という方も多かったのではないかと思いますが、各楽器メーカーがブース展示をする中、ちょっと珍しいブースがありました。それが「一般社団法人 日本歌ってみたMIX師協会」(以下MIX師協会)のブース。実はDTMステーションもMIX師協会の賛助会員として参加しているので、とってもよく知っている団体なのですが、その代表理事を務めているのが、レコーディングエンジニア、MIX師として活動するこいた。(小泉貴裕)さん。 その小泉さんと話をしている中、ちょっと盛り上がったのが、「歌ってみた」で活動する歌い手(ボーカリスト)は、どんな機材、どんなソフトを使っているのか、またどういったソフトを使うのがお勧めなのか、というもの。そこで挙がっていたのが、M
Cubase にはオーディオ録音を効率化できる便利な機能が多数搭載されています。今回はその中でも特に便利なサイクル機能とレーン機能についてご紹介します。また、サイクルとレーンを使ったループレコーディングの方法も詳しく解説していきます。 ● レーン機能は Cubase Artist 以上のグレードで利用できます。 ● サイクル機能は全てのグレードで利用可能です。 サイクルとは サイクルとは、指定した範囲をループ再生する機能のことです。後述するレーン機能と組み合わせることで、指定した範囲をループ再生させながら繰り返し録音し続けることもできます。 サイクルモード(ループ再生機能)の使い方 1. ロケーター範囲を設定する まずはループ再生する範囲(再生開始と再生終了の位置)を指定します。 ※この指定範囲に設置するマーカーのことを「ロケーター」と呼びます。 ルーラーの上部にマウスカーソルを合わせます
自分の声をAI機能でアイドルの声やキャラクタの声などにリアルタイムに変換するユニークなソフトとして、これまでも何度か紹介してきたVoidol。これはクリムゾンテクノロジー株式会社が開発するリアルタイム音声変換技術「リアチェン voice」を搭載したアプリケーションで、VTuberやゲーム実況などの世界でも幅広く使われているWindowsおよびMacで動作するソフトとなっています。 そのVoidolがこれまでのAIリアルタイム音声変換機能に加えて、まったく新たな音声変換エンジンを搭載し、Voidol 2へとメジャーバージョンアップすることが関係者への取材から分かりました。正式な発表・発売は10月20日になるとのこと。税込み価格は13,200円(12月26日までは発売記念価格の8,800円)が予定されています。今回Voidolに加わった最大のポイントは、声をリアルタイム処理でシンセサイジングす
DTMやDAWって言葉も知らないけれど、iPhoneに入ってるGarageBandで曲作りをしている大学生、無料楽器アプリで遊んでみたら簡単に演奏できて思いのほか楽しいという会社員……など、WindowsやMacでDTMをしている人たちとは少し違う層の人たちも、iPhoneやiPadを通じてDTMの世界に入ってきています。そんな人たちに、もっと音楽制作の面白さを届けたい、という思いから、日本のプラグインメーカー、Dotec-AudioがiOSアプリをリリースしました。 今回Dotec-Audioが初めて出したのは、すでにWindows/Macのプラグインとして出しているマキシマイザのDeePopMaxと、2つのレバーだけで音質を大きく変化させられるDeeEQ、それにiOS上のAudioUnits V3アプリを効率よく活用するためのAUAuioPlayerのそれぞれ。このうちAuAudioP
ミックス/マスタリングに特化したソフトやポストプロダクション向けのオーディオ・リペア・ツールなど、iZotopeの製品は多岐にわたる。ここでは国内外で活躍するクリエイター/作曲家/エンジニアに登場いただき、普段彼らがどのようにiZotope製品を使用しているかを語ってもらった。既にiZotope製品を使っているユーザーから未体験の読者まで、iZotope製品を試してみたくなるようなTips/ノウハウ集をお届けしよう。 ミディ 【Profile】プロの作曲家としてアニメやゲーム、アイドルなどへの楽曲提供を行う傍ら、バーチャルYouTuber(VTuber)として音楽制作に関する解説動画などをYouTubeに投稿している。得意とする音楽ジャンルはフューチャー・ベース Recent Work 存在証明 ミディ エレクトロニック ¥2444 普段、私は音楽制作のほかに動画制作/配信などを行っている
作曲の世界に足を踏み入れたばかりのあなた、またはDTMで独自の音楽を創り出そうとしている初心者の方々へ。音楽制作の旅は、メロディやコード進行を紡ぎ出す魔法のようなプロセスですが、”パクリ”という言葉に怯える必要はありません。 この記事では、作曲時によくある「パクリ」と呼ばれる問題を回避する方法を、基本から応用までわかりやすく解説しています。 オリジナリティを追求しながらも、過去の名作や好きなアーティストからの影響を受け、それをどう自分の音楽に反映させるか。メロディ、コード、リズム、音色といった要素をどのように組み合わせ、アレンジすることで、あなただけのオリジナル作品を生み出すことができるのか。プロの作曲家も実践する技術と知識を、初心者からプロ志向の方まで幅広くカバーします。 この記事では DAWを使った作曲の基本から、ジャンルを超えたアイデアの発展、著作権を避けるためのパターンと進行の理解
「DTMで制作はしているけれど、ミックスやマスタリングのコツがよく分からない」、「コンプやEQを試しているけれど、そもそも基本的なこともどうもよく分からない」……。そんな思いを持っている方も少なくないと思います。そうした悩みを抱えている人向けに無料のプラグインなどを使ってミックス、マスタリングを学べる書籍『DAWミックス/マスタリング基礎大全』というものが先日リットーミュージックから発売されています。 この本を執筆したのは、YouTubeやブログでDAWの使い方などをレクチャーしてくれる、あのSleep freaksで講師もされている大鶴暢彦さん。先日、その本をちょっと読んでみたら、とってもうまく解説されているし、ネットからダウンロードして音を聴き比べることができるなど、すごくいい教材になっていて驚きました。これまでも大鶴さんとはときどき会って話をしていましたが、改めてどんな意図で書いた本
2020年のDAWランキング結果 まずはご回答者様のパソコン環境から確認していきます。 Mac : 1,678人 42.46% Win : 2,363人 63.08% ※Mac/Winの使用は併用されている方を考慮し、複数選択可能としています。 合計が105,54%となっていますので、3952人の内、約219名の方がMac/Winを併用しているということがわかりました。 大差という差はありませんが、Windowsをお使いの方の方が多いという結果です。 人気DAWソフトの「Logic X」はMac環境でのみ使用可能ですので、少なくともランキングに影響が出てきます。 また「FL Studio」はVer20からMacに対応しました。この点がどう出るか?も注目ですね。 それではDAWランキングへ進みます。 昨年と同様、3952人のメイン/サブのDAWを合わせた所有数となります。 1位 Cubase
最近の曲作りは思いついたメロディをスマホのボイスメモに録音しておいて、それを後から聞き返してDAWでMIDIをポチポチしていく、ということをやってます。 ですが、鍵盤を弾けないのでこの作業に結構時間がかかる。。 Melodyneをアップグレード自分が使用しているDAWはStudio one4です。元々、ピッチ補正ソフトのMelodyne4 essentialが付属しているのですが先日アップグレードのセールのお知らせがきたので思い切ってMelodyne4 assistantにアップグレードしました。 assistantでは通常のピッチ補正に加えて、オーディオファイルをMIDIにエクスポートできる機能があります。 自分でメロディを歌ってそのオーディオファイルをMIDIに変換できたら作曲、録音の作業が格段に捗るんじゃない?てことです。 Melodyneで鼻歌をMIDIに変換する早速やってみました
これまでもDTMステーションで何度か取り上げてきたことがある、音を写真のようにレタッチ処理できる不思議なサウンド編集ソフト、SpectraLayer Pro。一般的な波形編集ソフトと異なり、スペクトルで音を分析して、表示することで、普通では分からない音の特性が視覚的に捉えられるようになります。それをPhotoshopのようなユーザーインターフェイスでレタッチすることが可能となっているため、普通のエディタでは不可能な音の処理を可能にしてくれます。 そのSpectraLayers、これまでMAGIXのソフトでしたが、今年Steinbergに買収されSteinbergブランドのソフトに切り替わるとともに大きくバージョンアップし、SpectraLayers Pro 6へと進化しています。Steinbergによる国内価格は33,000円+税のダウンロード販売となっていますが、それをなぜかソースネクス
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