読者から「あなたはブログで左翼だの右翼だのを無闇に言い過ぎる」というご指摘を頂戴した。読者はブロガー同盟の一員だが、「私は右翼でも左翼でもないし、自分が左翼だと他から言われるのは大いに心外で、イデオロギー対立の時代はもう終わっていて、イデオロギー対立で今の政治を説明するのは時代遅れで、その証拠として保守の中にも護憲の人間がいるし、保守じゃないのに改憲の人間もいるが、この事実をあなたはどう考えるのか」というお叱りだった。私は、「まあ、あなたが(他から自分を)左翼と言われるのは心外だと言うのは分かるけれど、あなたのブログのTB欄を一瞥すれば、客観的に(あなたが)左翼だと言われても仕方がないと思いますよ」と返したが、実は確かに私は右翼左翼の言葉を記事の中で頻繁に使う。過剰ではないかと思うほど多用する。それには理由がある。私は私の主張があるのだ。それは、現代がまさにイデオロギー過剰の時代であり、イ