アジア杯代表メンバーに選出されたMF松井大輔(29)=トムスク=が来年1月、フランスリーグ2部に復帰することが24日、明らかになった。 同2部グルノーブルからロシア1部のトムスクに4か月間の期限付き移籍でプレーしていた松井は、J1浦和から獲得オファーを受けていた。だが関係者によると、この日までに松井サイドは浦和強化部に対し、「グルノーブルかルマンでプレーすることになる」と断りの連絡を入れたという。 グルノーブルは現在2部最下位だが、09年夏にサンテティエンヌから移籍時に結んだ契約が残っている。一方、04年から4年間在籍したルマンは松井に出戻りオファーを出しており、現在2部ながら来季のリーグアン(1部)昇格圏内の2位につけている。 6月の南アフリカW杯の全4試合で先発するなど活躍した松井は、ポルトガルの強豪スポルティング・リスボンと移籍寸前まで交渉が進んだが破談。念願の正式オファーは届