映画「オデッセイ」を見て面白かったので小説を読んでみた。小説の分量が多いので映画では内容をかなり端折っているようだ。映画がゲームで言うところのイージーモードで、小説ではベリーハードになっている印象だ。回復したヒューストンとの通信がまた途絶してしまったり、砂嵐でまた死にそうになったりが映画ではない内容。 この小説が特殊だなと思うところは、極めて精緻な科学的なこだわりもある。マーク・ワトニー この本の広がり方が面白くて、ウェブで小説を公開していたら、まとめて読みたいからキンドルで売ってくれと言われ。99セントでキンドルで売ると発売3ヶ月で3万5000ダウンロード、SF部門のトップ5に。20世紀フォックスから映画化しないかと言われたという。 電子出版で小説という媒体で広く色んな人に読まれようとするときに知名度がなければとりあえず読んでもらうしかない。ある程度読まれるようになってから販売することの