エボラ出血熱が深刻な西アフリカで支援活動を続けている日本人の国連職員がNHKの電話インタビューに応じ、今も危機が遠のいたわけではないと強調し、「エボラ出血熱について関心を持ち続けてほしい」と訴えました。 西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネの3か国では、去年からエボラ出血熱が過去最悪の規模で流行していて、WHO=世界保健機関によりますと、これまでに感染や感染の疑いがある人は2万人を超え、このうち死者は7989人となっています。 こうしたなか、シエラレオネで支援活動を続けている国連のWFP=世界食糧計画の職員、焼家直絵さんが4日、NHKの電話インタビューに応じました。 焼家さんは、首都フリータウンや北部では依然として感染者が急増していると指摘したうえで、「まだ危機が過ぎ去ったわけではない」と述べて、年を越しても感染の終息には程遠い状況であることを強調しました。 さらに、焼家さんは「目に