福岡県北九州市小倉南区のファストフード店で、中学生の男女2人が男に刃物のようなもので刺され、中学3年生の女性が亡くなった事件。 この事件をめぐり、12月17日、X(旧Twitter)に投稿されたポストが拡散されている。投稿には、亡くなった女子中学生の父親が「福岡県警の若松警察署長」と書かれており、2000万回インプレッション(12月18日時点)を突破している。 被害者の女子中学生の名字と警察署長の名字が同じであることなどから当該ポストが拡散しているようだ。Xでは同様の内容のポストがいくつも投稿され、拡散されている。しかし、NEWSポストセブンの取材でこれらの投稿内容はデマだということがわかった。 SNS利用をめぐるデマ投稿の深刻度 近年、SNSの利用をめぐってデマ投稿の問題が浮き彫りになっている。 振り返れば今年1月に発生した能登半島地震では、男性が虚偽の「救助要請」をX(旧Twitter