Spring BootによるAPIバックエンド構築実践ガイド 第2版 何千人もの開発者が、InfoQのミニブック「Practical Guide to Building an API Back End with Spring Boot」から、Spring Bootを使ったREST API構築の基礎を学んだ。この本では、出版時に新しくリリースされたバージョンである Spring Boot 2 を使用している。しかし、Spring Boot3が最近リリースされ、重要な変...
Amazon Web Services(AWS)は、オブジェクトストレージサービスとして提供しているAmazon S3のバケットをLinuxからマウントし、ローカルのファイルシステムと同様にさまざまな操作を可能にする「Mountpoint for Amazon S3」を正式に公開しました。 基本的にAmazon S3の操作はS3専用のAPIを呼び出すことによって行いますが、今回公開されたMountpoint for Amazon S3はそうした操作を不要にし、いくつかの制限はあるものの、Amazon S3のバケットをまるでローカルのファイルシステムのように扱えるようになります。 これにより、例えばAmazon EC2のインスタンスからAmazon S3のバケットへの大規模なデータの保存や参照などが容易に可能になります。 下記はAWSが公開した動画から、実際にMountpoint for A
Amazon Web Services(AWS)は、8月10日に開催したオンラインイベント「AWS Storage Day 2022」で、新サービス「Amazon File Cache」を発表しました。 Amazon File Cacheはその名の通りAWSで利用できる高速なファイルベースのキャッシュです。特徴は2つあります。 1つ目は、ミリ秒以下のレイテンシと数百ギガバイト/秒のスループットという高い性能です。Amazon S3やNFSサーバといったストレージのキャッシュとして利用することで、これらのストレージに対するアクセスを高速化できます。 2つ目は複数のストレージに対する単一のファイルビューを提供できることです。AWSの説明によると、Amazon File CacheはAmazon S3やAmazon EFSなどAWS上のストレージだけでなく、AWSからオンプレミス上のファイルサー
Cloudflare、Amazon S3互換のオブジェクトストレージ「Cloudflare R2」のオープンベータを開始。10GB以下ならずっと無料 Cloudflareは、CDNエッジで使えるAmazon S3互換のオブジェクトストレージ「Cloudflare R2」のオープンベータを開始したと発表しました。 Cloudflare exists to help build a better Internet. Today, the Internet gets what it deserves: R2 is now in open beta. https://t.co/2d83vA0gnv #PlatformWeek — Cloudflare (@Cloudflare) May 11, 2022 Cloudflare R2は、Amazon S3互換のAPIと、同社のサーバレス基盤であるCl
こんにちは佐々木です。以前、『AWSのグローバルIPの空間はインターネットなのか?』と題して、AWSのパブリックIP同士の通信が何故AWSのプライベートネットワークの通信になるのかという話をしました。その中で、PrivateLinkの必要性はどう考えるべきなのかという事に、少しだけ言及しました。今回は、そこをもう少しだけ深ぼって見てみましょう。ユースケースとしても多いであろう、EC2からS3の通信の例でみてみます。 tech.nri-net.com EC2からS3へアクセスする4つのルート EC2からS3へアクセスするルートとしては次の4つがあります Internet Gateway NAT Gateway VPC Endpoint(Gatewayタイプ) PrivateLink(Interfaceタイプ) それぞれの構成と利用に関わる費用をみてみましょう。なお、今回ご紹介するコストは、S
WEBアプリ WEBフレームワークはEchoを利用します。views/index.htmlと、assets/images/orora24O.jpgを読み込んでEC2ローカルに保存した画像を表示するだけページを作成しました。このアプリケーションをEC2インスタンスで実行しWEBサーバとして起動します。 手元でビルドしてEC2へ必要なファイルをコピーする計画です。ディレクトリ構成は以下です。 $ tree . ├── assets │ └── images │ └── orora240.jpg ├── go.mod ├── go.sum ├── main.go └── views └── index.html package main import ( "io" "net/http" "text/template" "github.com/labstack/echo/v4" "gith
テーブルのデータを S3 へエクスポート DynamoDB にエキサイティングな機能が追加されました。Data Export 機能です。この新機能を使えば、No Code で DynamoDB Table のデータを S3 に出力できます。 New – Export Amazon DynamoDB Table Data to Your Data Lake in Amazon S3, No Code Writing Required | AWS News Blog ユースケースは? そもそも DynamoDB は NoSQL データベースです。大量のデータを保存するワークロードに向いている一方、集計、走査、検索については効率の面で限界があります。では「DynamoDBに保存されたデータを集計して分析したい」という要件にどう応えるかというと、分析したいデータはとりあえずS3に入れておいてETL
Amazon S3のデータを直接検索できる「MongoDB Atlas Data Lake」正式リリース。データベースへの転送不要、MongoDBのクエリ言語を直接実行 MongoDBは、Amazon S3に保存されているデータをそのままデータベースへ転送することなく、直接MongoDBのクエリ言語で検索可能にするクラウドサービス「MongoDB Atlas Data Lake」の正式リリースを発表しました。 発表は同社がオンラインで開催したイベント「MongoDB.Live 2020」で行われました。 通常、データベースで検索や分析の対象となるデータはデータベース内に保存されているデータであるため、ファイルサーバやオブジェクトストレージなどに保存されているJSONデータやCSVファイルなどは、何らかの方法でデータベースへインポートする必要があります。 MongoDB Atlas Data
Amazon Web Services ブログ 新発表 – AWS Transfer for SFTP – Amazon S3と連携したマネージドなSFTPサービス SFTP(Secure File Transfer Protocol) は、長年に渡って使用されてきたデータ処理やパートナー連携の一部として、現在でも多くの組織で利用されています。このようなシステムを「レガシー」という言葉で片付けてしまうのは簡単ですが、現実には、今後も長期間に渡ってSFTPは利用され続けるでしょう。そこで私達は、このようなワークフローを持つお客様が、スムーズかつ、大きな変更を伴わずにクラウド環境に移行できるようなお手伝いをしたいと思います。 本日(2018年11月26日)、私達は完全マネージドかつ高い可用性をもつSFTPサービスである、「AWS Transfer for SFTP」をローンチいたしました。この
はじめに 皆さんはソースコードリポジトリの保存先として,GitHubなどのホスティングサービスをお使いでしょうか. また,リソースファイルなどのバイナリファイルを管理するためのリポジトリのサイズが肥大化していたりしないでしょうか. 実は,GitHubなどのホスティングサービスでは推奨されるリポジトリのサイズが決められており,そのサイズを大幅に超過するようなリポジトリは運営による凍結・削除の対象となってしまうことがあるのです. この記事では,そうしたリポジトリの肥大化を,バイナリファイルをソースコードとは別で管理することによって防ぐことが可能なGit LFS (Large File Storage)と,Git LFSのサーバとしてAmazon S3を活用する方法などを紹介します. 推奨されるリポジトリのサイズ 各ホスティングサービスで推奨されるリポジトリのサイズは次の通りです. GitHub
S3をファイルシステムとしてマウントするためのデーモンをつくっています。ホームディレクトリ全体を共有できてしまえば、dotfilesまわりのセットアップを頑張らなくてもよいのでは、というのが開発の動機です。 なので、既存のS3を便利に見れるものと言うよりも、セキュアかつパフォーマンスがなるべく(ファイルによらず)フラットで高速なファイルシステムを目指しています。 juntaki/bucketsync: S3 backed FUSE Filesystem written in Go with dedup and encryption. 使い方 まずは、設定ファイルを作成します。$HOME/.bucketsync/config.ymlにファイルができます。S3のクレデンシャルが平文で入ってしまうので取扱は注意です。出力されたファイルには暗号化や圧縮のオプションがありますが、記事公開の時点では実
本連載では、AWSを利用したSPA(Single Page Application)の開発を通じて、サーバレスアーキテクチャの考え方を知っていただき、Webアプリケーションとして作成していく際にどのような構成を取ればよいのか、開発環境やテストなどはどのように行えばよいか、実際のコードを交えながら解説していきます。今回からは、JavaScriptのブラウザ向けフレームワークにAngularを使い、AWSのサーバレスアーキテクチャ向けに用意された各種機能を使いながら、簡単な掲示板を作ることをゴールにします。 本連載で作るSPAのゴール 開発する掲示板は以下のようなイメージです。 スレッド一覧画面 スレッドの一覧画面で、今回のアプリケーションのトップページとなります スレッドの一覧と他の画面へのリンクを持ちます サインインしていなくてもアクセスできます スレッド詳細画面 スレッドの詳細とそのスレ
サーバーレスな話で以下のような構成、よく見かけます。 CloudFront と S3 で SPA を配信する API Gateway と S3 で CRUD API を作る よく見かけるのですが、私が知っているのは「構成」であって「実装」ではないな、ということで簡単なものを作ってみることにしました。図にすると以下のようなイメージ。 簡単なストーリー 各地域に投票所があり、エンドユーザーが投票する 地域ごとに投票データをCSV管理しており、投票が終わったら管理者が中央ストレージへCSVファイルをアップロードする 想定読者 サーバーレス構成で CloudFront や S3 を組み合わせたサンプルを見てみたい方。 作ってみて 最初に感想を書いてしまいます。 CloudFront と S3 の組み合わせは強力。ドメインを持っていたら迷わず横綱構成へ持っていくべき。 API Gateway は思っ
独自ドメインSSLだとCloudFront使えないから横綱無理だよねー、という話がありました。うん、確かにそうでした、執筆時点では…! 本日2013/06/12、CloudFrontの独自ドメインSSL対応が発表(英語・日本語)されましたので、みなさん揃って横綱になればいいと思います。 よく訓練されたアップル信者、都元です。AWSを利用して構築した環境から、クライアント(モバイルやブラウザ等)に対してHTTPを使って静的なコンテンツを配信したいケースって、多いですよね。多いというか、むしろどんなシステムにも多かれ少なかれ、静的なコンテンツ配信があると思います。 スケーラビリティ・柔軟性・可用性・パフォーマンス・コスト 静的なコンテンツというのは、コンテンツをリクエストに応じて生成したりせず、完成品としてのファイルが手元にある状態です。例えば、多くのWebシステムにおいて、ほとんどの画像やJ
試してみた それでは早速設定して動作を試してみましょう。 静的ウェブホスティングを有効化する まずはリダイレクト機能は S3 の静的ウェブホスティングの機能となりますので、S3 バケットの静的ウェブホスティング機能を有効化します。 マネジメントコンソールにログインし、S3 の画面から静的ウェブホスティングを有効化するバケットを選択します。 Properties から Static website hosting を選択します。現在は無効状態ですので、ステータスに Disabled が表示されています。 「Use this bucket to host a website」を選択し、Index document を設定します。今回は index.html で設定します。URL がフォルダへのアクセス時にフォルダの中の index.html を返す、という設定です。「Save」ボタンをクリック
ゲーム好きにはもちろん、普段はスマホゲームに興味がない人にも「グラブってる?」のTVCMでおなじみのタイトルとなったCygamesの「グランブルーファンタジー」。2017年1月には登録ユーザー数が1400万人を突破し、記念キャンペーンも開催された。これだけ大規模なソーシャルゲームの安定稼働を支えるためには、どのような技術や取り組みが求められるのか? インフラ構築・運用にかかわる人にとっては気になるところだろう。本セッションでは、Cygamesのインフラセクションマネージャーを務める佐藤太志氏が「膨大なログデータの収集・活用」「リアルタイム通信の高速化」「タグシステムによる運用効率化」という3つの取り組みを中心に紹介。グラブルを支えるさまざまなインフラ技術や大規模ゲームならではの運用の工夫を語った。 講演資料:グランブルーファンタジーを支えるインフラの技術(Cygames Engineers
AWSの米国東部リージョン(US-EAST-1、バージニア北部)において2月28日に発生したAmazon S3の障害の原因と対策などについて、AWSが報告を公開しました。 Amazon S3がダウンした直接の原因は、Amazon S3課金システムのデバッグ作業中に入力したコマンドのミスによって多数のサーバが削除されたことでした。また、それによって引き起こされたサブシステムの再起動に時間がかかったことが、障害を長引かせる要因になっています。 この記事ではAWSの報告内容を整理し、発生した出来事を時系列でみたあと、障害の背景にあった技術的な要因と対策を紹介します。 コマンドの入力ミスで多数のサーバを削除、復帰にも長時間かかる そもそもの障害の発端は、Amazon S3課金システムの処理速度が想定よりも遅くなっていたため、Amazon S3チームがデバッグ作業を行っていたことでした。 2月28日
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