相棒はANAからJALへ、共同事業に大きな期待 上級副社長の東京駐在で営業体制強化 宍戸氏 ハワイアン航空(HA)は昨年9月、全日空(NH)とのパートナーシップを解消し、日本航空(JL)と包括的業務提携を締結した。現在はジョイントベンチャー(JV)の開始に向けて準備を進めているが、その戦略転換の大きな要因となったのは、NHの成田/ホノルル線へのA380型機投入だったという。今春以降、ハワイ路線での競争が激化が予想されているなか、HAは同社の国際線において半分以上のシェアを占めるという日本でどのような事業展開をはかるのか。日本支社長の宍戸隆哉氏に今後の展望を聞いた。 宍戸隆哉氏(以下敬称略) マーケットが大きく変化し、HAにとっては日本での長期的な戦略を考える上で大切な5年半だったと思う。HAは10年11月の羽田再国際化にあわせて日本に就航したのち、16年の7月に成田/ホノルル線、12月には
