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6日午前9時10分頃(日本時間)、ベトナム・ホーチミン発成田行き全日空834便(ボーイング767―300型機、乗客乗員計208人)がホーチミンの空港で滑走路に向かう途中に急ブレーキをかけ、客室乗務員5人が転倒するなどして負傷した。 うち1人は腰椎を骨折する重傷で、国土交通省は航空事故と認定した。ベトナムの当局が原因などを調べる。 国交省によると、機長は急ブレーキ後、乗務に支障がないとして離陸。成田空港に到着後に乗務員5人が診察を受けたところ、1人の骨折が判明したという。
4年前、成田空港で、アメリカの貨物機が着陸に失敗して炎上した事故で、国の運輸安全委員会は、副操縦士の不適切な操作で姿勢が不安定になったのが事故の原因だったとする報告書を公表しました。また、アメリカ政府に対し、同じタイプの貨物機について機体の一部の設計基準を変更するよう勧告しました。 この事故は、平成21年、成田空港でアメリカの航空貨物会社、フェデラル・エクスプレスのMD11型機が着陸に失敗して炎上し、乗員2人が死亡したものです。 事故報告書によりますと、操縦していた副操縦士が、スピードを十分落とさないまま着地させたために機体が跳ね上がり、その後も不適切な操作でバウンドが続きました。 そして3回目の着地で、想定のおよそ7倍の強い衝撃が機体に加わり左の主翼が折れて、翼の中のタンクから燃料が漏れて引火したため炎上したとしています。 翼には、車輪を通じて強い衝撃が加わったとみられ、下から想定以上の
20日午後1時20分ごろ、北京発の全日空956便ボーイング767(乗客乗員193人)が、成田空港への着陸時に大きく揺れ、着地の際の衝撃で胴体の一部を損傷した。乗客乗員にけがはなかった。着陸後に機体を点検していた整備士が損傷を発見。両主翼前方の胴体側面が波打つように変形していた。 詳細記事 http://www.47news.jp/CN/201206/CN2012062001001988.html
成田空港で昨年3月、米航空貨物大手フェデラルエクスプレス(FDX)の貨物機(MD11)が着陸に失敗して炎上し、機長と副操縦士の2人が死亡した事故で、滑走路上で事故機の機首が操縦士の操作を超える激しい上下動をしていたことが運輸安全委員会が16日に公表した調査経過報告で分かった。安全委は「風が事故の主要因ではない」とみて、さらに調査する。 調査によると、事故が起きたのは昨年3月23日午前6時48分ごろ。中国・広州発の事故機は、最初に機首をやや上に向け、右主脚から着地した際に小さく弾み、機首を下に向けて前輪から着地した。機体は再度バウンドし、機首を上に向けて約5メートルの高さまで浮き上がった後、機首を下げ、やや左に傾いた状態で前輪から激しく着地した。この衝撃で左主翼が主脚の上付近から折れ、機体は炎上しながら左側に大きく曲がって滑走路を外れ、裏返しになった。 滑走路では当時、強風が吹いていたが
事故を起こした貨物機の機首部分がクレーンで引き上げられ撤去作業はほぼ終了した=24日午前6時25分、成田空港、小宮路勝撮影事故の影響で、成田空港の出発ロビーには出発便を待つ長い列ができていた=24日午前8時18分、小宮路勝撮影 米貨物機が着陸に失敗して炎上した事故で閉鎖されていた成田空港のA滑走路の運用が24日午前9時10分、再開された。同25分にはフランクフルトからのルフトハンザ機が約45分遅れで到着し、その後、シンガポール航空機がバンコクに出発した。成田国際空港会社(NAA)によると、ダイヤが正常に戻るのは25日になる見込みという。 NAAは国土交通省運輸安全委員会の現場調査が終わった23日午後10時ごろから、作業員169人と車両94台を投入して復旧作業を開始。滑走路脇にあった事故機は、今後の調査に影響しないような大きさに切断され、約300メートル離れた場所に移された。滑走路表面の
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