Published 2021/11/01 13:42 (JST) Updated 2021/11/01 18:55 (JST) 京王線の乗客刺傷事件で、京王電鉄は1日、特急は国領駅の停止位置の約2メートル手前で停車しており、車両とホームの隙間からの転落を防止するために乗務員らが車両ドアやホームドアを開けない判断をしたと明らかにした。 手前で止まったのは、運転士が緊急停車させる際に非常用ドアコックが使用され、停止位置を調整するための加速ができなくなったことが原因としている。 事件では、特急のドアがすぐ開かず、ホームドアの位置とも合っていなかったため、乗客は窓からホームドアを乗り越えて脱出した。 国土交通省は現時点で京王側に対応の不備はなかったとみており、情報収集と分析を続ける方針。
おととし、横浜市の京急線の踏切で立往生していたトラックと電車が衝突した事故について、国の運輸安全委員会は、再発防止には、信号機の位置や数を適切に配置することが必要だなどとする調査報告書をまとめました。 おととし9月、横浜市神奈川区の京急線の踏切で、立往生していたトラックと電車が衝突し、警察によりますと、トラックを運転していた男性が死亡したほか、電車の乗客など30人以上がけがをしました。 運輸安全委員会がまとめた調査報告書によりますと、時速120キロで走行している中で、電車の運転士が踏切内の異常を知らせる信号機が見える場所に到達してから、1.8秒以内に非常ブレーキをかける必要があったと試算され、運転士が信号機の確認に必要な時間が十分に考慮されていなかったと考えられるとしています。 実際は、信号の点滅の速度や瞬間的に信号を遮る柱などから、点滅に気づきブレーキをかけるまでの時間はおよそ4秒と推定
27日朝、福島県下郷町で会津鉄道の始発列車が土砂に乗り上げて脱線する事故がありました。乗客と運転手にけがはありませんでしたが線路脇ののり面が崩れていて、運輸安全委員会が原因を調査することにしています。 列車は2両編成で会津若松駅方面に向かっていて、当時、乗客11人と運転手が乗っていましたが、けがはありませんでした。 乗客は職員の誘導で線路上を歩いて近くの道路に避難したということです。 会津鉄道によりますと、線路脇ののり面が幅5メートルほどにわたって崩れ土砂が線路上に流れ込んでいて、運転手は「気が付いてブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しているということです。 国土交通省の運輸安全委員会は27日、現場に鉄道事故調査官2人を派遣し、原因を調査することにしています。 この脱線の影響で、会津鉄道は会津田島駅と会津若松駅間の上下線で終日運転を見合わせることにしています。 会津鉄道の大石直社長は
5日発生した京急線と大型トラックの衝突脱線事故で、偶然その場に居合わせた京急の社員2人が、警報音が鳴っているにも関わらずトラックが踏切内に進入したのを見て、踏切の非常ボタンを押していた事が分かりました。 京急によりますと社員2人は休憩中で、その場を通りがかったところ、当初踏切とは逆の方向に曲がろうとしていたトラックの運転手に話しかけられ、「後方の安全確認を手伝ってもらえないか」とお願いされたということです。 その後、運転手から左折するのを諦めたと言われたので現場から離れようとしたものの、トラックが今度は右折を始めたということです。 トラックは警報音が鳴っているにもかかわらず踏切に進入したため、踏切の横に設置してある「非常ボタン」を押したということです。 ただ京急によりますと、この踏切は警報音が鳴り始めると人や車などの障害物をセンサーで検知する「障害物検知装置」が設置されていたため、職員が「
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京阪電鉄の2階建て車両で、酒に酔って階段を転落した男性に衝突されて後遺症が残ったとして、階下の補助席に座っていた女性が京阪と男性に慰謝料など約2億3700万円の賠償を求めた大阪地裁の訴訟で、男性が女性に9千万円の支払い義務を認める内容で和解が成立した。5日付。 和解調書によると、男性が9千万円の支払い義務を認めた上で、12月中に女性に510万円を払えば残額の支払いを免除する内容。男性の支払い能力などを考慮したとみられる。京阪への訴えは取り下げた。 訴状によると、女性は2016年2月24日午後10時10分ごろ、大阪・淀屋橋発京都・出町柳行きの2階建て車両に乗車。乗降口から階段を下りた場所にある1階補助席に座っていた際、酒に酔った男性が階段を転落してきて衝突され、首の骨が折れるなどの大けがをした。女性は約半年間入院し、退院後も手足にまひが残った。勤め先を退職せざるをえなくなり、食事や入浴などの
1日朝早く、東京・世田谷区で、京王線の電車が線路脇に倒れていた塀と接触した事故で、京王電鉄は雨量が社内規定の基準値に達していなかったため、線路の点検を行っていなかったことが分かりました。 京王電鉄は今後、再発防止策を検討することにしています。 1日午前4時半すぎ、東京・世田谷区で、京王線の始発の電車が線路脇に倒れていた塀と接触し、けが人はいませんでしたが、一部の区間がおよそ4時間にわたって運転を見合わせました。 京王電鉄によりますと、塀はコンクリート製で、高さおよそ2.5メートル、長さ5メートルにわたって倒れていて、乗務員を増員し、線路のメンテナンスなどを行う技術員も同乗して安全確認を行いながら電車を走行させていましたが、気付くのが遅れたということです。 一方、社内規定では雨量が基準値を超えた場合、技術部門の社員が徒歩で線路を点検することになっていますが、今回は基準に達していなかったため、
警視庁によりますと、1日午前6時20分ごろ、京王線の電車が東京・世田谷区の代田橋駅と明大前駅の間で、倒れていた塀とみられるものと接触したと通報があったということです。電車内に乗客がいたかやけが人がいたかなどは現在わかっていないということで、警察で確認しています。 ▽新宿駅とつつじヶ丘駅の間 ▽新線新宿駅と笹塚駅の間 ▽調布駅と橋本駅の間 ▽それに井の頭線の渋谷駅と明大前駅の間のそれぞれ上下線で運転を見合わせています。
京阪電車の2階建て車両で、階段下の補助席に座っていた大阪府の30代女性が、階段上から転落した男性客とぶつかって体にまひが残る重傷を負ったとして、京阪電鉄と男性に治療費や慰謝料など計約2億4千万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁(長谷部幸弥裁判長)に起こしたことが6日、分かった。同日開かれた第1回口頭弁論で、同社と男性は請求棄却を求めた。 訴状によると、女性は昨年2月24日夜、京阪電車の2階建て車両(ダブルデッカー車両)の階段下にある補助席に座っていたが、走行中、酒に酔っていた男性が階段上から転落し、女性の頭にぶつかった。 女性は頸椎(けいつい)骨折などで約半年間入院。左半身を中心にまひなどの後遺症で生活に支障が出ているうえ、外出には電動車いすが必要となった。会社も退職を余儀なくされたという。 女性は「路線はカーブが多く、揺れも激しい。階段で乗客が転落する危険があるのに、転落防止措置も取らず
去年、東海道新幹線の車内で男がガソリンをかぶって火をつけ、2人が死亡し28人がけがをした事件で、国の運輸安全委員会が報告書を公表し、車掌が異常に気付いてから火がつけられるまで1分未満と短かく、乗客がデッキに停滞して避難が遅くなったことが、けが人の増加につながった可能性があると指摘しました。 それによりますと、死亡した女性は、男が火をつけた1両目の客室からデッキに避難しましたが、熱風を吸い込んでのどにやけどを負い、窒息して死亡した可能性が高いとしています。多くの乗客がけがをしたことについては、車掌が異常に気付いてから火がつけられるまでの時間が1分未満で避難誘導は難しく、一部の乗客がデッキに停滞して避難の動きが遅くなったことが関係した可能性があるとしています。また、車内は煙で覆われ、乗務員が1両目に向かうことができず、残された乗客の確認が困難だった可能性が高いとしています。 このため鉄道各社に
4月4日午後3時01分、東京メトロ半蔵門線九段下駅で、中央林間から押上に向かう10両編成の列車が、ベビーカーをドアに挟んだまま発車させるというトラブルがあった。ベビーカーには子供が乗っておらず、被害はベビーカーの破損だけというのは、不幸中の幸いだった。 東京メトロによると、まず6両目の車両に女性1人と子供2人が乗車、続いて誰も乗っていないベビーカーを押した男性が乗車しようとしたところドアが閉まり、ベビーカーがドアに挟まってしまった。 この日で単独乗務が19日目という20代の女性車掌は、ベビーカーが挟まっていることに気づかずに列車を発車させた。列車はベビーカーを挟んだまま約100メートル走行し、ホーム前方の端にあるさくに衝突、破損した。 1.5cm以下の異物は検知されず このトラブルを防ぐことはできなかったのか――。 最初の疑問は、ベビーカーを押した男性は駆け込み乗車だったのかという点だ。駆
仏エクベルスハイムの高速鉄道TGV脱線現場で、運河に転落した車両の引き揚げ作業に臨む救急隊員ら(2015年11月15日撮影)。(c)AFP/FREDERICK FLORIN 【11月16日 AFP】フランス国鉄(SNCF)は15日、仏北東部ストラスブール(Strasbourg)近郊エクベルスハイム(Eckwersheim)で試験走行中に脱線事故を起こした高速鉄道TGVの車両に、複数の子どもが乗っていたことを明らかにした。TGV史上最悪となった今回の事故の死者は、11人となった。 14日の脱線事故は、来春に投入予定の次世代TGV車両の試験走行中に起きたもので、公式記録では試験を行う技術者と鉄道関係者49人が乗車していたことになっていた。 しかし、SNCF広報は「負傷者には、数人の子どもたちが含まれている」と発表。事故当時に乗車していた人数と、そのうち何人が許可なく乗車していたか調査中だと説明
東海道新幹線新横浜駅(横浜市)構内で11月15日、新幹線の車両の屋根によじ登った男性(25)が高圧電線に触って感電し、大やけどを負った事故をめぐり、鉄道業界に衝撃が走っている。男性はその後、搬送先の病院で死亡したが、JR東海の広報担当者は「まさか電圧2万5千ボルトの電線に触って自殺を図るとは…」と驚きを隠さない。同社を含め鉄道業界では、「車両の屋根の上」は運行トラブル対策上の盲点となっているのが現状で、鉄道各社は新たな対策が求められそうだ。 始発前にとどろく衝撃音、車両最後尾の屋根の上には焼けた男性 「ドカーン」 11月15日午前5時40分ごろ。早朝の静寂に包まれた始発前の新横浜駅構内に衝撃音がとどろいた。東海道新幹線の車掌らが音がした方向に急いで向かうと、発車準備中の新横浜発広島行き「ひかり493号」(16両編成)最後尾の車両の屋根の上で、髪や着衣が燃えた男性が倒れていた。車掌らが消火器
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