【ニューヨーク=山川一基】米検索大手グーグルは14日、日本を含めた世界各国で、道路沿いの風景写真をネットで提供する「ストリートビュー」用の撮影車が、無線LANを経由して送られた個人のデータを誤って集めていた、と発表した。グーグルは謝罪してデータの消去を約束したが、プライバシーをめぐって議論を呼びそうだ。 グーグルによると、町中をくまなく走って風景を写している同社の撮影車は2007年以降、道路周辺にある無線LAN用の通信機の場所を把握し、その通信機にメーカーが割り当てた固有番号などを収集している。同社によると「業界では広く収集されている」といい、蓄積すると携帯電話向けの地図情報サービスなどの精度を高めることができるという。 しかし、データ収集のプログラムに問題があり、通信機を通じて個人がウェブサイトの閲覧や電子メールのやりとりなどをしたデータのうち、情報保護のための暗号化がされていない情
■ やはり「元データは保管していない」は虚偽だった 今日の朝日新聞朝刊「b4」面に、Google Earthについて米Google, Inc.担当副社長がインタビューに答えた記事が出ているが、この中で、日本のストリートビューについての質問にも応じて、次のように答えている。 ストリートビューについても尋ねた。(略)日本では昨夏始まり、塀越しに自宅が撮影されるなどプライバシーを中心に問題になった。 「道幅の狭さ、塀の中の庭、街のつくりなど、日米の違いをよく認識していなかった。例えば米国の家に表札はない。日本の事情に合わせ、変えるべき点は変えていく」 人の顔にぼかしを入れ、ユーザーから削除を申請された写真は表示されない。こうした写真の元データをグーグルはどうしているのか。 「保存しています。地図の間違いやぼかし技術の点検のためで、一定期間後に消去することになるでしょう。問題のないものは原則として
ストーリー by otk 2009年05月04日 9時25分 カメラ位置が低くなっていたりするかな? 部門より Gigazineの記事によると、人材派遣会社の求人広告から、Googleストリートビューの撮影作業の実態がうかがい知れる事態となっている。 「有名なポータルサイトの仕事」として掲載されたこの求人広告には、「全方向を撮影できるカメラを搭載したプリウス」で「平日昼間都内の道路をくまなく走り回る仕事」とあり、「6人ほど雇用」、「ゴールデンウィーク明けから年末までかけて都内全域を撮影」といった情報が書かれていたらしい。半年以上かけて都内全域を撮影するということは、様々な批判に応えて、写真の撮り直しをするものではないかと思われる。これが2月の東京都情報公開・個人情報保護審議会での約束への回答となるのだろうか。
米GoogleはStreet Viewサービスをめぐり、英国で激しい批判にさらされている。一部のユーザーから、「プライバシーが侵害された」との苦情が寄せられているのだ。 英国では3月20日にStreet Viewサービスが始動したが、翌21日には、ユーザーからの苦情を受けて、多数の写真がStreet Viewから削除された。例えば、ロンドンの繁華街ソーホーのアダルトショップから出てくる男性が写った写真や、パブの前の道路で嘔吐(おうと)している男性が写った写真などだ。 米国では、Googleをプライバシー侵害で訴えていたボーリング夫妻による訴訟が棄却され、Street Viewをめぐる問題は沈静化の方向に向かっている。だが英国での激しい抗議には恐らく、大西洋をはさんだ隣国のユーザーらが問題に気付いていないのではと懸念する多くの米国ユーザーの声も含まれているのだろう。 わたしとしては、自分がパ
杉並区、グーグルにプライバシー配慮申し入れ2008年11月22日15時1分印刷ソーシャルブックマーク 東京都杉並区は、写真と地図を組み合わせたインターネット検索大手・グーグルのサービス「ストリートビュー(SV)」について、区民向けの広報紙や区のホームページで、グーグル社にSVの画像の削除をネットで申請する方法を紹介し始めた。 SVは国内では8月に始まったネット上の無料サービスで、地図と一緒に、同社が撮影したパノラマ写真が見られる。道案内などに便利な一方、家や人の様子が判別できる画像も公開されており、プライバシーや防犯上の問題も指摘されている。 同区によると、区民からSVについてプライバシー侵害などを危ぶむ意見が複数寄せられ、同区は8月と11月7日の2回、グーグル社にプライバシーへの配慮と画像削除対応を申し入れた。同社は「ネット上で個別削除の対応をしている」と答えたという。 同区は削除などを
これは「誤って入った」というものではなかろう。撮影されている通路は一筆書きのできない経路であり、積極的な意思を持って全部の道を辿ったようにしか見えない。 このようなゲートがあるところに入って撮影するという神経がよくわからない。撮影作業員はいったいどんな指示を受けていたのだろうか。迷路に入り込んだマイクロマウスのように、ひたすら路側づたいに走れとでも言われたのだろうか。 ただし、病院と特別養護老人ホームの承諾を得て撮影した可能性がないとは限らず、病院への確認はしていない。 高槻市公園墓地の事例 上の事例の周辺地域をぼんやりと見ていたら、他にも墓地に進入している事例を見つけた。 立て札に何と書かれているかは残念ながら読み取れず、確認はまだしていない。 30日追記:高槻市公園墓地管理事務所に電話で聞いた。ここの道路は「敷地内道路」であり、たとえば自動車が事故を起こしても駐車場内と同様に警察は対応
そろそろGoogleストリートビューにひとこと言っておくか。 公開日 : 2008-08-09 13:25:42 Google の中の人へ Googleストーリービュー、便利で大変面白いのですが、私の住んでいる街が撮影されておらず残念に思います。大阪市内ですから対象範囲地域でもないでしょうし。一度ご検討いただけませんか。 ただし、車で街に入るには許可証が必要です。警察署で通行目的を添えて申請し、許可証を発行してもらってください。 本気で書いたわけではありませんが、僕の住む街が撮影されていないのは事実です。通行には許可証が必要なので、勝手に車で入ることはできません。歩行者は勝手に入れますから、撮影は可能です。撮影してたらどんな目で見られるかは分かりませんけど。 日本の都市生活者のモラル Google の中の人への手紙 [日本のストリートビューが気持ち悪いと思うワケ] - higuchi.co
■ 日本の家屋の塀はグーグル社に適応して70センチ伸びるのか 前回の日記に傍聴録を記したように、その研究会では図らずもグーグル社の考え方を聞くことができた。そのタイミングから、Googleマップの「ストリートビュー」について述べられたものと解釈している人がいるようだが、このご発言は、携帯電話や固定通信網における個人識別子の扱いに関連する議論の文脈において出たものである。 さて、Googleマップの「ストリートビュー」だが、日本でも開始されたと知って早速いろいろなところを見てみたところ、それは予期していたのとは違うものになっていた。車一台スレスレ通れるか通れないかのような細い道にまで撮影車が積極的に入り込んでおり、特に予想外なことに、住宅密集地で、高い視点から塀の中を見下ろして撮影している。 これは通常の通行人の目線で見える風景との違いを比べる必要があると思った。そこで、現地を訪れて実際の塀
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