ゲームの歴史 1 出版社/メーカー: 講談社発売日: 2022/11/16メディア: Kindle版 『ゲームの歴史』、2022年11月発刊。著者は岩崎夏海氏と稲田豊史氏の連名。計三巻が出版されているが、以下は第一巻のみを読了した感想である。 書名が示すように、本書はコンピュータゲームの歴史書を標榜している。 この『ゲームの歴史』に関しては、著者の一人である岩崎夏海氏のTwitter上での発言が物議を醸した。曰く、「データを用いると恣意性に際限がなくなる」「ゲームの世界に客観など存在しない」とのことだ。 〇『ゲームの歴史 1〜3』 / 岩崎夏海, 稲田豊史 (残念な本と残念な著者の話)|keigo| この発言を目にした時点での僕はまだ『ゲームの歴史』を入手していなかったのだが、異論や反発を覚える以前にそもそも意味がわからなかった。データを用いず、また客観性を担保しないまま書かれた歴史書とい
Mozillaブログより。 エリーゼ・ブランチャード インターネットは私たちの生活のあらゆる場面に浸透していますが、デジタルの世界では当たり前のように使われているものがあります。それは、多くのリンク、特にハイパーリンクが青色であることに気づいたことがありますか? 同僚が何気なく「なぜ、リンクが青いのか」と聞かれた時、私は戸惑いました。2001年からウェブサイトを制作しているユーザ・エクスペリエンス・デザイナーの和tがしは、常にリンクを青くしてきました。私は青の特定の色調を提唱してきました。しかし、「なぜリンクが青なのか」と疑問に思ったことはありません。それはただの事実でした。草は緑で、ハイパーリンクは青です。文化的に、私たちはリンクを青色に関連付けているため、2016年にGoogleがリンクを黒に変更したときには、かなりの混乱が生じました。 しかし今、私は「なぜ、リンクが青なのか」と言う疑
クロード・シャノン 誤り訂正符号 「究極のマシン」 一輪車とジャグリング 世界の技術を支配する ベル研究所の興亡 作者:ジョン・ガートナー発売日: 2013/06/28メディア: 単行本 クロード・シャノン [ポーの暗号小説のファンだった] シャノンは戦時中の秘密通信に開する研究を、1945年に『暗号の数学理論』と題した114ページの論文にまとめた。(略) 解読不能な暗号とはどのようなものか(シャノンはこれを「理想的」とした)、またその解読不能なシステムが複雑すぎて扱いづらい場合に最も実用的なシステムとはどのようなものかという説得力のある分析も合まれていた。(略) とりわけ重要な指摘は、言語、特に英語は冗長性や予測可能性が非常に高いことだ。[75〜80%が不要な重複] (略) F C T S S T R N G R T H N F C T N これは「Fact is stranger th
about: などの擬似 URL [ Back to Mozilla ] [ TOP ] about: などの擬似 URL モジラには、擬似的な URL として about: があります。 例えば、ヘルプメニューから About Netscape... を選ぶと about: に行きますし、 About Plugins... を選べば about:plugins になります。 実際にメニューバーから選んで Location を確認してみてください。 この他にも、秘密の擬似 URL がたくさん隠されています。 役に立つ about: 擬似 URL まずは、役に立つものや、メニュー等から選べるものです about: 冒頭でも書いたけど、モジラの about 画面です。 ヘルプメニューから About Netscape ... を選ぶのと同じです about:plugins こ
時代背景 1990年代、これまで大企業の部門コンピュータや中小企業のホストとして利用されてきたオフコンのオープン化が大きな潮流になってきました。コスト面やパソコンとの親和性に魅力を感じる既存の企業ユーザーやコンピュータ化自体があまり進んでいなかった中小企業にとってみれば、安価なPCサーバによるオープンシステムは大きな魅力でした。 製品・取り組み こうした時代背景の中、1994年に生まれたのが、NECのPCサーバ「Express5800シリーズ」です。初代の100/200シリーズは、国内初のWindows NT™ 3.5搭載のサーバとして開発され、MIPS社のRISCプロセッサーとインテル社のPentium™プロセッサーを搭載した2つのモデルが用意されました。黎明期のPCサーバは、信頼性や性能面でハイエンドサーバと大きな開きがありましたが、NECはハイエンドサーバのノウハウや製造技術を惜しみ
「IIJ Technical WEEK 2014」の会場に、まるでタイムスリップしてきたかのようにSun Microsystemsの「SPARCstation IPX」が姿を現した。20年前に同社が提供していたアノニマスFTPサーバーはどんな姿だったのだろうか。 20年前のサーバーの姿を、そしてインターネットの姿を覚えているだろうか? インターネットイニシアティブ(IIJ)が2014年11月26日から28日にかけて開催している「IIJ Technical WEEK 2014」の会場には、まるでタイムスリップしてきたかのようにSun Microsystemsの「SPARCstation IPX」が姿を現し、世界初のグラフィカルなWebブラウザー「NCSA Mosaic」上で約20年前のIIJのWebページ(いわゆる「ホームページ」)を表示した。 11月27日に行われたセッション「てくろぐ・せ
書籍「ソフトを他人に作らせる日本、自分で作る米国」を読んでいたところ、元日本IBMの方によるタイトルの発言が飛び出した。この業界に長くいると、仮想記憶に仮想計算機と「仮想」という訳語にはまったく違和感を感じなくなってしまったが。。。曰く、IBMがVirtual memoryを発表したとき(MVSのことかな*1)、日本IBMが仮想記憶と訳したのだそうな。『virtualは「事実上の」「実質的」という意味であり、virtual memoryは「本来のメモリーではないが事実上メモリーとして使える技術」を意味する。』 大学時代の恩師も次のように言っていた。 「仮想」という概念が、コンピュータの世界に入ったのは、19751965年のことである。MITがMULTICSという汎用大型TSSの構想を発表した。これが現在の、パソコンネットワーク時代の幕開けの狼煙であった。この中の技術に「仮想記憶」の概念が含
By Frits Ahlefeldt-Laurvig コンピュータやネットワークサービスの正規の利用者であることを証明し、操作可能な状態にすることを「Log in(ログイン)」と呼び、日常的な用語として定着しています。しかし、なぜ「Log in」と呼ぶようになったのかという由来についてはあまり知られていません。 The secret origin of “log in” | Designcult http://www.designcult.org/2011/08/why-do-we-call-in-logging-in.html デザインコンサルティング会社Reffell Designのジェームス・レフェルさんは、ごくごく日常的に用いられている「Log in」というフレーズの語源について気になったため、これを調査することにしました。 手始めに、オンライン版のオクスフォード英語辞典(OED)
いったい誰がPC時代に終止符を打とうとしているのだろうか?4者挙げるとすればAmazonとApple、Google、Microsoftになる。そんなことはどうでもいいって?いや、よくはない。 まず言っておきたいことがある。PCの販売は減少の一途をたどっている。もう増加に転ずることはない。その理由は、われわれがタブレットやスマートフォンを好んでいるからというだけではない。ほとんどのベンダーが、PCではなくクラウドベースのクローズドなアプライアンスにわれわれを移行させようと(しかもできるだけ早く)しているのだ。 1982年発売の「Kaypro II」。これは、筆者が初めて手にした「ポータブル」なPCだ。現在の基準からすると、どの面をとってみても非力なコンピュータであるがそれでも、ベンダーや通信キャリアによって囲い込まれているデバイスとは異なり、「マイ」コンピュータと呼べるものとなっていた。 筆
往年の 8ビット・マイクロプロセッサー Z80。 最近の若い IT エンジニアだと知らない人も多い? 現在でも組み込み用途で使われているのに、 プログラマの高齢化が進んでいるらしい。 私がコンピュータを学んだ思い出深い CPU なので、 このまま忘れ去ってしまうのもモッタイナイ。 思い出せる限り記録に残しておこうと思う。 コンピュータを原理から学ぼうとする人の参考になれば幸い。 以下は、私が大学一回生のとき (1986年, 昭和61年) 独学で作った CP/M (Control Program for Microcomputer, パソコン用シングルタスク OS) マシンの記録。 私は高校生のとき (1983年)、 シャープ製パソコン MZ-80K2E を改造しながら独力でデジタル回路を学んだ。 当時のコンピュータ雑誌 (工学社 「I/O」 誌) に掲載された MZ-80K の回路図が大い
黎明期のパソコン雑誌が実家から出てきた。 「懐かし~」 と思う当時を知る人と、当時を知らない 「ちょ、マジかよ」 と思う人がいるんじゃないかと思う パソコン黎明期の話です。
ア・ピース・オブ・警句 日経ビジネスオンラインにてちょっとだらしなく長いコラムを連載中。毎週金曜日更新です。 キス・ユア・アスリート webスポルティーバ@集英社にて週一更新のスポーツコラムを開始しました。更新予定日は毎週金曜日です。 ラジオデイズ ラジオデイズという、ポッドキャストのダウンロードサイトで、対談のコンテンツを販売中です。よろしくよろしく。 コラム道 週イチ更新で、コラムのコラムを連載しています。いつの日にか書籍化します。更新は火曜日の予定。 テレビ救急箱 08年4月10日初版発行。中公ラクレ新書(770円+税)です。よろしくよろしく。 1984年のビーンボール 07年7月25日初版発行。駒草出版(1500円+税)です。よろしくよろしく。 サッカーの上の雲 07年1月30日初版発行。駒草出版(1400円+税)です。よろしくよろしく。 テレビ標本箱 06年11月10日発行。中央
ミニコンピュータらしいミニコンピュータといったら、何を思い浮かべますか。こんな質問をしたら、どんな答が返ってくるでしょうか。知らないよ、そんなもん、なんて答が大部分を占める時代になってしまっているだろうとは思います。。でも中には、NOVAだね、うん、いいコンピュータだった、なんていう人もいるかもしれません。しかし、おそらくDECの製品、しかもPDP-11という答は有効解答の中でそれなりの割合を占めるに違いないでしょう。 最大の特徴は整った命令体系にあり、強力なアドレッシングモードによってアセンブラプログラミングが比較的しやすく、スタックフレームを使う高級言語を実装することも容易で、魅力的でした。アーキテクチャがシンプルで理解しやすい上に(ほかのコンピュータに比べれば)安価だったため、計算機教育の現場でも使われることが多かったと思います。 そんなわけで、多数のユーザがいて、多くのソフトウェア
「ようこそBASICランドへ」「BASICの海へ、いざ出帆」「DATAさん、お手をどうぞ、READより」──往年の8ビット機「MZ-80」のBASICマニュアルをシャープがこのほどTwitterを通じて公開した。イラストを多用してBASICについて説明する楽しい内容で、当時のコンピュータ少年が熱中した伝説の本だ。「当時の熱意みたいなのをいっしょに感じてもらえたらいいなと思います」という同社からの「ささやかなクリスマスプレゼント」となっている。 公開されたのは「MZ-80 SERIES SYSTEM PROGRAM」と「MZ-80 SERIES BASIC解説」の各PDFファイル。1978年に登場したMZ-80のシステムプログラムとBASIC(SP-5030)を解説している。 BASICのマニュアル「MZ-80 SERIES BASIC解説」は豊富なイラストと分かりやすい文章で知られ、表紙の
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