米国のウィノーナで、2階建ての建物で火災が発生した。消防士たちは通報を受けて迅速に駆け付けたものの、通報が遅れたこともあり火災は進行していた。火災によるけが人はなく、住民はすでに避難していた。建物の中にはもう誰もいない。 いっぽう、外では住民の一人、Nicholas Christopher Guy氏(53)が警官の気を引いていた。彼は明らかに酔っており、さらに火災のためか激しくうろたえていた。警官は彼を落ち着かせ、消防士の後ろに下がるよう指示し、彼も一見それに従ったように見えた。 しかし。彼は警官が彼に気を払っていない隙に、炎と煙に包まれた家に突撃した。――彼のPCを助けるために。 彼は怪我こそなかったものの、家から外に出るのには多少の救出が必要となってしまった。そのため、警官たちは憤慨した。なぜなら、彼を助けるためにより多くの人間を危険にさらすことになってしまったからだ。 結局、Nich