■横浜の自転車便会社・クリオシティが主催 濱バイクを昨年から主催しているのは、地元・横浜で自転車便メッセンジャー業務を営む唯一の会社「クリオシティ」だ。スタッフは毎日のように自転車に乗り、街を走り抜けて書類や荷物のデリバリーを行っている。 2003年に同社を設立した代表の柳川健一さんは、濱バイクを企画した理由を「単純に自転車の良さや楽しさを知ってもらいたいという思いももちろんあるんですが、僕らメッセンジャーは街の人に仕事をもらっている立場なんです。その恩返しという意味も込めて、自転車をきっかけに街の活性化やつながり作りに貢献できればと思いました」と話す。 自身もメッセンジャー歴12年の自転車乗りで、今月にはグアテマラで行われた自転車便の世界大会「サイクルメッセンジャーワールドチャンピオンシップ」にも参加。150人以上の参加者の中から決勝ラウンドに残り、25位という好成績を収めた。「濱バイク