聖桜学園は、何も変わっていません。 でも、わたしは少しだけ、変わろうと思います。 日曜日の深夜アニメを観るのは、ある種の覚悟が必要だと思った。次の日のことがどうしても頭を過ぎってしまい、作品と正対することが出来ない気がして。現実と虚構の板ばさみに遭い、気分が落ち着かないような。ところが『まなびストレート!』を観ていると明日は決して憂鬱なものではなくなってくるのだった。アントナン・アルトーは「観客は劇場を出るとき、手術を受けたような気持ちにならなければならない」と語っていた。その言葉は『まなびストレート!』を観賞するうえでまったく正しい。優しく、そして力強くまっすぐに、視聴者の背中を明日に向かって押してくれるもの。『まなびストレート!』はぼくの動力だった。そのことはぜひともブログに書かなければならない。 * * * 嘘でその場をうまくやりすごしても きっと くやむから 過去も未来も もちろん