・自分に万が一のことがあった時に遺族が毎月約13万円を受け取れる。 ・仕事を続けられなくなった時に毎月約10万円を受け取れる。 ・出産の時に42万円の一時金を受け取れる。 ・医療費控除で税金を最大200万円節約できる。 ・病気の治療費を半分以下にすることができる。 ・介護費用を1/10にすることができる。

10年余り生命保険業に所属し、一社専属の大手国内生保から乗合い代理店、保険ショップ運営を経験。現在は業界から距離を置き、俯瞰できる立場で個別相談や執筆活動を行っております。 「更新ごとに保障額を下げていく10年更新は合理的」なのかどうか、を今回検証します。 が、その前に、前回に触れましたが、「保障額は下げることができる」ということについてお話します。 このブログの過去の書き込みなどでこのことは何回となく触れていますが、改めて中学生の皆様にもご理解いただけるように書いてみます。 生命保険に加入する際には、ほぼどこで加入するにしても「必要保障額」の算出を行います。(いきなり年齢と性別だけで「あなたには5千万円ぐらい必要です」とか占い師みたいなお姉さまがたまにいますが論外です) 「必要保障額」とは素直に必要と想定される死亡保障額のことですが、この算出方法や考え方について説明します。 <①ご主人が
保険料が安くなることがある!? 以前、2013年4月に保険料の1割値上げが行われました。 しかし、それから1年後の2014年4月から保険料が値下げになることが予想されました。 その理由について説明します。 保険料値下げの理由は 今回、保険料が値下げになる原因は、値上げの時と真逆です。 すなわち、金融庁の「標準金利」の引き上げによるものです。 標準利率とは、金融会社が金融商品を運用する際に、契約者に約束する利回りを決定する際にベースとなる利率です。 保険会社は、保険商品の保険料を決める際に、「標準利率」をベースに将来の利回りを計算します。 これを2013年4月に1.5%から1.0%に引き下げた後、2014年4月に2.0%に引き上げられます。 この利率が引き上げられると、保険会社は準備金として備える額を減らすことができます。 そのため、保険会社としては積み立てておく金額が下がり、保険料を引き下
国民年金(基礎年金)は、20歳以上60歳未満のすべての人が加入しなければなりません。国民年金のみに加入する人のうち、自営業者・学生・無職の人など(第1号被保険者)の月額年金保険料は定額(2024年度は16,980円)です。一方、会社員や公務員の配偶者で専業主婦の人など(第3号被保険者)は年金保険料を負担する必要はありません。なぜなら、配偶者である会社員や公務員など(第2号被保険者)が自分の年金保険料を支払うことで、第3号被保険者本人の年金保険料も負担したとみなされるからです。 国民年金(基礎年金)に加入した人には老齢基礎年金が支給されます。支給開始年齢は65歳で、支給期間は一生涯です。給付額は保険料を支払った期間に応じて決まり、20歳から60歳になるまでの40年間の全期間保険料を納めた場合、満額の年額816,000円、月額6.8万円(2024年度)を受け取ることができます。なお、所得が低い
ここに挙げた学資保険は、医療保障部分をなくすことで、貯蓄性のほうをぐっと高めたものです。いずれも返戻率は105%~110%超で、かなりの貯蓄性の高さ。 いわゆる貯蓄型の学資保険と呼ばれています。 ただ、給付のされ方は、各保険によってそれぞれの特徴があるので、どのようにお金を受け取りたいかによって適したものを選んでください。 では、返戻率のランキング順に各社の特徴を比較してみたいと思います。 おすすめ度1位のフコク生命の学資保険「みらいのつばさ」は、3歳・6歳・12歳・15歳・18歳・20歳にお祝い金として少しずつを受け取れるプランが選べます。また同社には、兄弟姉妹が同じ保険に入れば保険料が割安になる兄弟割引があり、2人以上の子どもがいる家庭にはメリットがあります。 保険期間の満期時は22歳しか選べませんが、これは一定の範囲内であれば繰り上げが可能です。ただしその場合、満期保険金が変わること
タイトルに「史上最強の保険」と書きましたが、いきなりですが、二点訂正があります。1点目は、保険ではなく共済だということです。保険と共済の違いが気になる方はリンク先をご覧ください。そして2点目は、本当に最強な保障内容なのは、おそらく埼玉県民の「県民共済」に限られるということです。(というか、正確には他都道府県については都民共済以外検討したことがないので、もっとお得かどうかは調べたことが無いです。 → 追加調査しました!結局、最強の県民共済はどこだったのか?「全39都道府県 県民共済ランキング」) 今回は、わたしが生まれ育った地でもある埼玉県の県民共済を紹介します。そして、埼玉県こそが今や全国に広がる「県民共済」の発祥の地だということもあって最強の内容になっています。(他の県にお住まいの方は各都道府県の共済内容を確認してみてください。) 県民共済が最強な理由1:年齢によって掛金が変わらない!
なぜ収入保障保険は人気があるのか?(2ページ目)万一時に残された家族の生活費を確保するために、多くの人が収入保障保険への加入を選択しています。収入保障保険はなぜ人気があるのでしょうか? その秘密に迫ります。 収入保障保険と平準定期保険との違い まず、収入保障保険を平準定期保険(保障期間が65歳までの30年間の定期保険)と比べてみました。収入保障保険は被保険者が死亡・高度障害時に年金形式で保険金を受取るのが大きな特徴ですが、実は保険金を一括で受取ることも可能です。ここでは収入保障保険の保険金を一括で受取ると仮定し、その保険金額に合わせて平準定期保険の保険金額を設定しました。 下記グラフは収入保障保険と平準定期保険の保険金額の大きさを表したものです。縦軸は保険金額(単位:万円)、横軸は経過年数です。 黒い線は収入保障保険を年金として受取る場合の保険金額で、加入直後の7200万円から徐々に減って
収入保障保険の使い方最近はやりの「お金」に関する本でも、生命保険は収入保障保険だけで十分というコメントも少なくありません。使い勝手のよい保険です。 大きな死亡保障を安い保険料で調達できる生命保険、それが収入保障保険です。 書店で見かける「お金」に関する本でも、生命保険はこの保険だけで十分というコメントも少なくありません。遺族の生活保障として考えた場合、非常に効率的な生命保険「収入保障保険」についてご案内しましょう。 保障としての機能は、単なる死亡・高度障害の保険です。他には何もありません。入院や手術で保険金が支払われたり、がんや三大疾病の保障があるものはすべて特約として付帯されます。 この収入保障という名称は、保険金が毎月お給料(収入)のように支払われるところから来ています。保険会社によって様々ですが、「家計保障保険」とか「家族収入保険」といった名称も同じ保険です。保険金が年金のように保険
一家の大黒柱に万一のことが起こったら、遺された家族は精神的ダメージを負うばかりでなく、経済的に困窮してしまう場合も多いでしょう。考えたくはないことですが、そんな最悪の事態に備えられるのが、死亡保障の保険です。死亡保障も前回テーマにした医療保険と同様、資産が潤沢な人は入る必要がありません。とはいえ、子どもなどの扶養家族がいる人なら、入っておいたほうがベターなケースがほとんどだと思います。そこで今回は、そんな死亡保障の保険の見直し方をお話ししていきます。 従来の死亡保障は、「定期」「終身」「養老」の3つ 死亡保障の保険にはさまざまな種類がありますが、主には定期保険か、終身保険、養老保険のいずれかを指しています。みなさんも、名前くらいは聞いたことがあるでしょう。 それぞれどんなものか、家計相談をする中では「案外よくわかっていない方が多い」という印象なので、ここで説明しておきます。 まず、定期保険
前回までは固定費の中でも影響が大きい住居費や車の維持費について解説しました。今回は保険です。世の中にはたくさんの保険があります。そこでまず、保険選びの基本的な考え方についてお話ししていきたいと思います。 まずは、身近なところでムダな保険を払っていないか確認しよう! これまで何の保険にも入ったことがないという人は、案外少ないのではないでしょうか。「縁がないよ」という人でも、実は財布の中に入っているクレジットカードに、何らかの保険が自動で付帯されていることは多いもの。 クレジットカードに付帯される保険は、カードの種類によってさまざまですが、よく付帯されているものに「ショッピングプロテクション」「旅行傷害保険」などがあります。 ショッピングプロテクションとは、カードを使って購入した商品が、一定期間中に破損したり盗難にあったりしたときに、一定の条件の下で補償してもらえるという保険。「お買い物保険」
保険に対して、根っから拒否反応を示す人は少なくありません。「保険=保険会社が儲かるしくみになっている」という人もいますし、保険業界のことを「不安産業」(人々の不安につけこんで商売をする業種)と揶揄する向きもあります。そうした側面があることはたしかですが、私が保険について詳しくお話ししてきたのは、むしろ、うまく活用すれば有用な商品であることを理解してもらいたいからです。そこで、今回は保険の話の締めくくりとして、保険の裏ワザ的な活用法と、その他の注意点などをお話しします。 掛け捨て型保険は、保険会社の利益に直結 冒頭でもふれたように、保険業界は不安産業といわれることがあります。"不安だからこそ入っておく商品"であるという意味では、不安産業に違いないのですが、その点だけに注目して「入る必要がないもの」「意味がないもの」と決めつけるのは早計でしょう。 なぜなら、保険によっては、必ずしも保険会社ばか
若い夫婦に必要なのは、保険よりも貯蓄?まだ子どものいない若い夫婦は、保険より貯蓄を優先すべき? いいえ、やはり、保険も必要です。今回は、結婚のタイミングで考える保障と、見直し事例をご紹介します。 まだ子どものいない若い夫婦は、「保険より貯蓄を優先したほうがいいのでは?」と、考える人もいます。確かに、若いうちは、死亡や入院のリスクは低いし、仮に死亡・入院したとしても、子どもがいないうちなら、遺されたパートナーが生活を立て直すのに大金は必要ありません。 でも、リスクはゼロではないので、保険に加入することは、貯蓄と同じくらい大切です。 保険と貯蓄はライフプラン実現のための両輪 貯蓄は、人生のイベントでかかるお金、夢を実現させるお金を作るためのもの。ですから、ライフプラン実現には、計画的な貯蓄は欠かせません。一方の保険は、死亡や入院で収入が途絶えたり減っても、ライフプランの軌道修正を最小限にするた
実際の控除の例を独身の人と妻子持ちの人で比べてみよう。独身で生命保険に入っていない人が受ける控除は基礎控除の38万円のみ。これに対し、専業主婦の奥さん(控除額=38万円)と高校生の息子(同38万円)、65歳の母親(同38万円)がいて、生命保険を10万円以上支払って(同5万円)いると基礎控除(同38万円)を加えた157万円の控除が受けられる。所得により税率は異なるが、仮に税率が10%の場合、控除額に119万円の差があるので納税額は11万9000円の差となる。毎月1万円手取りが増える計算だ。それぞれの控除の内容も確認しておこう。 配偶者控除が抱える「パートの年収103万円の壁」 配偶者は一般的に妻を指すが、妻が稼いで旦那が専業主夫をしている場合は旦那が配偶者控除の対象となる。控除対象となる配偶者の条件は稼いで納税する人(納税者)と「生計を一にしている」こと、年間の所得が38万円以下であることな
(本書は献本いただきました。献本、ありがとうございます) 何となく大手生命保険はあまりお得でないのだろうなと思って、独身ということもあって共済くらいにしか入ってないのですが、この本を読んだら、それも必要ではないのかもしれないという気がしてきました。本書によると、 ・平均的な医療保険給付金では1件あたり14万〜25万円となり、その保険料は年間5万〜6万円 ・がんなどになっても国の高額医療保険制度により月11〜12万+差額ベット代に収まる ・医療保険では60日までしか保障されない。 ということになるらしい。つまりは最大でも数十万程度しかもらえない保険に毎年6万円払うのが医療保険ということのようです。正直全然理解してなかったのだということに愕然としました。はっきり言って、数十万程度なら貯金はありますし、先日人間ドッグで10万円近くかけたのですが、むしろ毎年それをやって致命的な病気の早期発見につと
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