腐っても鯛。中古でもThinkPad 景気が好調の中国では、電脳街のビルが次々と改装されて明るくなる一方で、中古PCを扱うショップ街は、「暗くてジメジメした」路地裏に生息している。その独特の雰囲気に加え、中国人同士でも信用できないという“経験則”もあいまって、そういう怪しげな場所で中古PCを買おうとするのは、中国人でも「かなり変わった人」と認定される。 先日、中国人の友人からPCの購入で相談された。彼は中国全土をさまようバックパッカーで、何が起こるか分からない旅でも安心して使える安いノートPCが欲しいという。すでに、出所がはっきりしない零細メーカーのNetbookを持っているけど、音楽を再生しながら、やたらと重い中国のWebページをブラウジングして、さらに、チャットソフト「QQ」を使おうとすると、Atomではどうにも処理が重くて使い物にならないと不平をいう。「家にあるPentium 4(と
