Eio とは Eio は、OCaml 5.0 から導入された effect handler を用いた非同期処理ライブラリです。つい先日 1.0 がリリースされ、いまアツいです(筆者調べ)。 Eio では既存の Lwt や Async と異なり処理結果が Lwt.t などの型でラップされないため、bind(>>=)や ppx_lwt の let%lwt x = ... のような記法を用いずに(direct style で)コードを書くことができるという特徴があります。例えば単純な例として、5 秒まってから "Hello world!" と出力するようなコードは、Lwt では以下のように >>= を使って書く必要がありますが: open Lwt.Infix Lwt_main.run ( Lwt_unix.sleep 5.0 >>= fun () -> Lwt_io.printf "Hello
