お年玉企画で、バロウズ『おぼえていないときもある』のファイルを作っていてふと思い出したこと。 cruel.hatenablog.com ここに収録されている浅倉久志の名訳「おぼえていないときもある」は、創元推理文庫のジュディス・メリル編『年刊SF傑作選7』に収録されている。でもこの本の訳者は、大谷圭二となっている (同じく5巻も)。もちろんこれは、浅倉久志なのだ。 さて、なぜだろう。 ぼくは意地が悪いので、これは浅倉久志が、東京創元社で翻訳をすることに、何らかの不都合があったからだろう、と思ってしまう。もちろん浅倉久志が気まぐれか、何かの思惑で別の筆名を使った可能性はゼロではないが、「久霧亜子」のようなネタでもなさそうだし、営業的に見ても浅倉久志の名前で出したほうがいいはずだし、わざわざそんなことをする理由はなかなか思いつかない。 そしてその不都合というのは、おそらく早川書房で作家/翻訳者
『地獄先生ぬ~べ~』2025年夏より放送決定|鵺野鳴介役に置鮎龍太郎さんが決定&キャストコメント到着! キャスト解禁ムービー&ティザービジュアル第2弾が公開 TVアニメ『地獄先生ぬ~べ~』が、2025年夏より放送開始! このたび、ティザービジュアル第2弾が公開されました。 そして、鵺野鳴介(ぬえの めいすけ)役に置鮎龍太郎さんが決定! キャスト発表にあわせて、置鮎さんのテキストメッセージと「鵺野鳴介役キャスト解禁ムービー」が到着しました。 さらに、「新アニメ『地獄先生ぬ〜べ〜』童守小学校生徒募集!キッズ声優オーディション」の開催が決定しています。 不可解な怪奇現象が多発している童守町。子どもたちを守るため、童守小学校に一人の教師が赴任してきた。5年3組担任の鵺野鳴介、通称ぬ~べ~。普段は優しく、ちょっと抜けている彼には、日本でただ一人の霊能力教師という、もう一つの顔があった。その左手には鬼
一ヶ月ほど前、小学校三年生になる娘が放課後に私のところにやってきて、紙とペンを催促してきた。「何に使うの?」と私は尋ねた。「クールなものを見せてあげる」と娘は答えた。 なので、用具を持ってきて、娘に渡した。彼女はペンを取って、タブレットの上にかがんでスケッチを始めた。何秒かたって、次のようなものを描いた。 娘は顔を上げて、すごい秘密を打ち明けるかのように、はにかんだ笑顔を見せた。「クールでしょ?」 私はただうなずくしかなかった。プライド、ノスタルジー、後悔なんかが入り混じった奇妙な感情が渦巻いて、涙が出そうだったからだ。娘が描いていたのは、かつて友人が「メタルS」と呼んでいたものだったからだ。「メタルS」以外だと、「クールS」、「スーパーS」、「サーファーS」と呼ばれていた。私が小学6年か7年の頃には、教室の半分ほどの生徒が先生のいいつけを無視して、ワークブックやリュックやスニーカーやジー
HOME ブログ 「「過去は良かった」と懐かしみながらリストラされるおじさんと「やっても意味がないから」とサボる若者たちの国=ニッポン」に明日はあるのか?(原田武夫の”Future Predicts”. Vol. 19) 「「過去は良かった」と懐かしみながらリストラされるおじさんと「やっても意味がないから」とサボる若者たちの国=ニッポン」に明日はあるのか?(原田武夫の”Future Predicts”. Vol. 19) 2024.11.09 訳あって我が研究所における運営のやり方をドラスティックに変えてからちょうど1か月が経過した。その間、実にたくさんのことが研究所の内外で生じた。「もう1か月が経過したの?!」と驚きもあるが同時に、「まだ1か月しか経っていないのか」とも思う。そしてつくづく1つのことを想う自分がいるのだ。---「ニッポンはこのままで本当に大丈夫なのか?」 一方では我が国の
ウォルト・ディズニー・ジャパン(東京都港区)は11月21日、1980年代の人気アニメ「キャッツ・アイ」を再アニメ化すると発表した。動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」の「スター」で2025年に独占配信する。 「キャッツ・アイ」アニメティーザービジュアル。ディズニープラス「スター」で2025年独占配信© 北条司/コアコミックス(出典:ウォルト・ディズニー・ジャパン) シンガポールで開催された「ディズニー・コンテンツ・ショーケース2024」の中で発表した。併せて、当時の主題歌「CAT'S EYE」を、新作アニメのテーマ曲として歌い手のAdoさんがカバーすることも明らかに。同日公開されたアニメPVで歌声を披露している。 Adoさんは「歌唱する際、(オリジナルを歌った)杏里さんをリスベクとさせていただきつつ、'80年代の歌唱法と自分の色を混ぜてみました。いかがでしたでしょうか?」
2025年、Disney+(ディズニープラス)にて独占配信予定! 登録▶︎https://www.youtube.com/channel/UCm9iPGnmMYtZkNQ3IoBIPIA?sub_confirmation=1 詳細▶︎ https://www.disneyplus.com/ja-jp?cid=DTCI-OrganicSocial-DisneyJP-All-Engagement-NA-JP-DisneyPlus-NA-JA-SocialPost-yt_dplus-NA 北条司原作の伝説的作品『キャッツ♥アイ』が令和によみがえる!! シンガポールのマリナーベイ・サンズで開催された「ディズニー・コンテンツ・ショーケース2024」で完全新作アニメ化決定を発表! 『キャッツ❤︎アイ』は1981年〜1984年まで週刊少年ジャンプで連載された北条司原作の大人気漫画。 喫茶キャッツアイ
1983年にテレビ放送された『聖戦士ダンバイン』を題材とした実験動画の第2弾となる『AURA BATTLER DUNBINE SIDE R』。 2024年5月に公開した実験動画第1弾『AURA BATTLER DUNBINE SIDE L』に引き続き、数々のアニメで実績がある映像制作会社「神風動画」とバンダイナムコフィルムワークスがタッグを組み制作。 新規武装など新たな設定が登場します。 さらに、映像を彩る楽曲には数々の人気アニメの主題歌を担当する今注目のアーティストMindaRyn(マイダリン)が歌う、この実験動画のために書き下ろされたテーマソング「Remaining Story」を起用。 これまでの『ダンバイン』の世界観を基にして、新たな解釈とアレンジを作品へ吹き込み、この実験動画で『ダンバイン』へ触れられる皆様へも、作品の持つ魅力を“再”発信する映像を目指しています。 【テーマソン
toggle navigation 【特報】アイツらが帰ってくる! 石川雅之『もやしもん+(プラス)』、11月25日(月)発売の「アフタヌーン」1月号から連載開始決定! 明日発売の12月号には特別読み切りを掲載! 2004年から2014年まで、「イブニング」と「月刊モーニング・ツー」で連載された『もやしもん』(著者:石川雅之)が、今度は「アフタヌーン」に登場! 『もやしもん』の主人公は、肉眼で菌が見える特殊能力を持つ、もやし(種麹)屋の次男坊・沢木惣右衛門直保。 東京の某農大に入学し、農大を舞台に、沢木と研究室の仲間たち、そして菌が活躍したりしなかったりのキャンパスライフを送ります。 そして、新連載となる『もやしもん+(プラス)』は、『もやしもん』最終話のラスト、「春祭」の開催からスタート。 この連載開始を記念して、「アフタヌーン」2024年12月号(10月25日発売)で特別読み切り『もや
昭和の町は歩いてまわれる「リアルなテーマパーク」! 「昭和の町」は、昭和30年代の賑わいをそのまま現代に復活させながら、地元の人々が普段使いする商店街としても機能しています。当時を懐かしむ世代のみならず、その頃を知らない若い世代にも訪れる魅力をもつ昭和の町。なにが人を惹きつけるのでしょうか? 雑貨めぐりに食べ歩きグルメ散策、しっかり食事も・・・幅広い専門店街、それが商店街。 商店街は、いわば専門店の集まりです。100年を超える老舗もあれば、ニューオープンのお店も加わっていく。時を経て形を変えながらも、昭和の町らしく馴染んでいく。そんな懐の深さがあります。 一方、にぎやかだった昭和30年代の雰囲気をしのばせる8つもの商店街で構成されている商店街ながら、30分もあればざっと一周巡れる、ちょうどよい距離感も特徴的。全体像をつかむのに規模が大きすぎず、まちを散策しやすいのが魅力のひとつです。
『宇宙戦艦ヤマト』という作品との関わりについて、少し。 50 年前の「ヤマト」の世界は本編映像だけで大きく、テレビ版、劇場版(スターシャ死亡編)、劇場のテレビ放映版(スターシャ生存編)と存在し、小説も石津嵐先生のソノラマ版をはじめとした数種、漫画も松本零士先生、ひおあきら先生、聖悠紀先生と放映とほぼ同時期に展開されていました。自分にとって「ヤマト」は同時に複数の世界が存在する作品でした。もちろんその感覚は、『ウルトラマン』、『ウルトラセブン』、『仮面ライダー』、『マジンガーZ』、『デビルマン』等でもテレビと漫画の世界描写の差異で感じていた事です。そのパラレル感の中でも「ヤマト」は特別でした。テレビオリジナルにエポックな世界観と複数の作家が様々な「ヤマト」を様々なメディアで自分の作品として自由に個性的に描いていたからです。 リメイクシリーズの『2199』も本編映像とむらかわみちおさんのコミカ
庵野秀明氏、『宇宙戦艦ヤマト』新作アニメを製作へ 劇場作品の企画が進行中 権利許諾を発表「平たく言うと僕が新作を作ることができるようになった」 『エヴァンゲリオン』シリーズなどで知られる庵野秀明氏(64)が6日、都内で自身が企画・プロデュースによる一夜限りのスペシャル上映イベント『「宇宙戦艦ヤマト」50周年記念上映』に司会として登壇。庵野氏が新作を製作することを発表した。 【写真】その他の写真を見る この日は『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』などでメカニックデザインを担当し、『宇宙戦艦ヤマト2199』の監督を務めた出渕裕氏(65)、アニメ・特撮研究家の氷川竜介氏(66)とトークイベントを実施した。 庵野氏は「この度、株式会社カラーはボイジャーホールディングス株式会社様、代表取締役西崎彰司さんより『宇宙戦艦ヤマト』をベースとした新作アニメ映像を製作する権利を付与されました。同時に、株式会社東
企画展 漫画家生活60周年記念 青池保子 Contrail 航跡のかがやき 【神戸】 2023年7月15日(土)~9月24日(日) *終了しました 【下関】 2024年8月31日(土)~10月14日(月・祝) 【東京】 2025年2月1日(土)~6月1日(日) 漫画家の青池保子先生は、2023年に漫画家生活60周年を迎えます。それを記念して、長年の画業をたどる展覧会を開催します。 青池先生は美術や歴史に関する漫画を数多く描き、独創的なストーリーと美しい絵で独自の世界を築いてきました。本展では、デビュー作「さよならナネット」から少女漫画界に衝撃を与えた「イブの息子たち」、大人気作「エロイカより愛をこめて」、中世3部作「アルカサル-王城-」「修道士ファルコ」「ケルン市警オド」まで、緻密なカラー原画とモノクロ原画を300点以上展示します。美しい手描き原画の数々は圧巻そのもの。既成の枠にとらわれな
株式会社三栄(本社所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木 賢志)は、2024年9月28日(土)より『ウルトラ怪獣レトロソフビコレクション』を発売いたします。 1989年(平成元年)に円谷怪獣友の会やバンダイよりマルサン、ブルマァクの怪獣が復刻された。 人気はあったものの、それは子ども時代に持っていたものを手に入れノスタルジーに浸るためのアイテムとしてであった。 それが気がつくと折からのフィギュアブーム、お宝ブームとうまく時代の流れもあり大人気。世間は第1次ソフビブームとなっていった。 それから30年以上が経ち、M1号のケムール人からはじまったレトロソフビが今や世界的なブームとなっている。 本誌はブルマァク復刻、各社造形のウルトラ怪獣レトロソフビスタンダードサイズ史上最多の2,400種以上を紹介し怪獣ソフビの父、ブルマァク鐏三郎(いしづきさぶろう)氏へのインタビューを収録。 他にもマルサ
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