週刊ダイヤモンド編集部 【第46回】 2008年10月03日 知財情報検索を事業化して「技術の可視化」を実現した“解析博士” 創知代表取締役社長兼CEO 中村達生 現在、インターネットの世界で主流となったグーグルやヤフーなどの検索エンジンを「それらは“1次検索”サイトです」と言ってはばからない男がいる。検索の世界で、“解析博士”として知られる創知の中村達生だ。 その理由は、検索サイトではキーワードを入力すれば瞬時に検索結果がリストアップされるので、ユーザーは上位に来る情報を参考にすることが当たり前になっているが、じつはユーザーにはそれらの情報が正しいかどうかを“検証”する方法がないからである。 加えて、ユーザーは、自分で入力したキーワードを含む情報、すなわち知っているキーワードでしか情報を検索することができない。つまり、周辺にある情報までは引き出せない。 そんななかで、中村と技術者
口コミの威力が無視できないという共通認識が生まれている。“しょこたん”プロデュースの菓子パンがそれを証明する。カカクコムも口コミを意識した新サービスを展開。ガートナーのアナリストも今後の情報システム室の新しい役割ととらえている。 コンビニエンスストアのローソンは今年1月、菓子パン「しょこたんプロデュース スカシカシパン」を発売した。文字通り“しょこたん”で知られるタレント、中川翔子さんがプロデュースした商品だ。全国8500店舗で1週間の販売数は50万個に上り、レギュラー商品をもしのぐヒットを飛ばした。現在は販売していないが、シュガーマーガリン味で直径15センチの菓子パンだった。 この記事では、いまや口コミの威力が無視できないものという共通認識が生まれていることを、価格比較サイトのカカクコムやIT専門の調査会社ガートナージャパンのアナリストへの取材を通じて紹介したい。将来的に、企業の情報シス
Heads on: Apple’s Vision Pro delivers a glimpse of the future
2007年の大規模な業界再編がBI市場拡大の一因に 2007年は、BI(Business Intelligence)市場を大きな変革の波が襲った。外資の独立系大手BIツールベンダーが、軒並み買収されたのだ。3月にHyperion SolutionsがOracleに、10月にはBusiness ObjectsがSAPに、そして11月にはCognosがIBMに。いずれの買収劇も大きなもめ事もなく友好的に進められたのは、買収されたどのベンダーもこの市場変化を必然ととらえ、自ら積極的な変革を求めていた結果なのかもしれない。 通常は市場で大規模な製品買収が発生すると、その市場は一時的に停滞、縮小することが多い。しかしながら今回の大型再編はそれぞれのツールが大規模ベンダーの後ろ盾を得ることとなり、むしろ製品の提供体制やサポート体制が大幅に強化された。買収したベンダーが持つ大きな顧客基盤の活用などもあり
IT 業界に携わって以来のライフワークである BI(Business Intelligence) やその他情報技術を中心に、世の中の動向やニュースなども絡めつつ、マーケティング変革のインパクトを探ります。 日本オラクルにてマーケティング部門を統括。 直接金融時代の到来を予見し証券会社に新卒入社するも、ひたすらの右肩下がりに気持ちが折れ IT ベンチャーへ転身。 IPO を目指しビジネスを拡大するも、基幹製品の被買収に伴い夢破れマイクロソフトに転職。 経営者へのコンサルティング営業、Office 製品のプロダクト マネージャー、技術マーケティング部門や統合マーケティング部門の責任者など歴任するうち、あっという間に 18 年が経過、ここでリブートを決意し日本オラクルに転職。 IPAデータベース スペシャリスト、日本CFO協会主任研究委員、早稲田大学ビジネススクール経営管理修士。
ガートナー ジャパンは5月27日から2日間、ビジネスインテリジェンス(BI)について紹介するイベント「ビジネス・インテリジェンス&情報活用サミット2008」を開催した。 ガートナーが世界のCIOに「優先するテクノロジー」について聞いた調査から、3年連続で「BIを最優先とする」という結果が出ている。日本のCIOを対象にした同じ調査で、BIの優先順位は3位だった。昨年は9位だったことから、日本でもBIの重要性が認知され始めていることが分かる。 講演でGartner Researchのバイスプレジデント兼最上級アナリストのドナルド・ファインバーグ氏は、8割の企業でBIの決定権をIT部門が握っている現状に異議を唱えた。同氏は「IT部門は業務部門と協力関係を結べなければ消滅する。ビジネス側と仕事ができなければCIOは職を失うだろう」と繰り返し話す。BI導入の決定権は業務部門に握らせて、IT部門はあく
IBM傘下の米Cognosの日本法人、コグノスと日立東日本ソリューションズは5月26日、富裕層などに向けてプライベートバンキングサービスを提供する三菱UFJメリルリンチPB証券がCognosのBIソフトウェア「IBM Cognos 8 Business Intelligence」(IBM Cognos 8 BI)を採用したことを明らかにした。5月1日から稼働を開始した。財務部門、営業本部、営業部門が利用を開始し、今後他部門にもユーザーを拡大する予定としている。 三菱UFJメリルリンチPB証券はIBM Cognos 8 BIを採用した理由として、BIのためのデータマート構築機能やレポーティング機能、タイムリーで効率的なレポート作成ができる点などを挙げた。アクセスコントロールができるなどのセキュリティ機能や既存の社内システムとの接続性なども評価したという。 同社の財務部門と営業本部では従来、他
写真●SASインスティチュート・ジャパンの吉田仁志社長。「単なるレポーティングでは経営には貢献できない」と主張する SASインスティチュート・ジャパンは2008年5月26日、データ分析ソフトの新バージョン「SAS9.2」を発表した。従来から同社製品が売りとしてきた分析支援機能を強化した。 SAS9.2は業務システムで扱っている生データの情報や、データを分析しやすい形に加工していく際の変更履歴などを、メタデータとして一元管理する。分析作業はデータの抽出・変換、データ・ウエアハウスの構築、データの分析、予測モデルの構築といった工程を経る。メタデータの管理機能を強化することで、分析の切り口を変えるために特定の工程をやり直すなどといった無駄を削減し、分析作業を効率的に進められるという。 セキュリティも強化した。ユーザーの立場や権限に応じたデータへのアクセス管理機能を実装した。利用ログの記録や管理な
個別の会計システムを運用するグループ企業間の連結決算において,ERP(Enterprise Resource Planning)などから必要なデータをExcelに取り込み,マクロ機能を使って計算したあと,会計システムに結果を戻すという光景は決して珍しくはない。多少面倒であっても,ERPなどの会計システムをカスタマイズするよりは安上がりだからだ。 売上・営業データの集計についてはどうか。EDI(Electronic Data Interchange)やFAXなど複数の受注経路があり,基幹システムのデータベース(DB)へ登録するため,いったんExcel上にデータを出力してマクロ・プログラムによってデータを変換し,集計は手作業で行っているというケースが多く見受けられる。昨今,Excelファイルをはじめとするこうした非構造化データは,企業内で急増していると指摘されている。 しかも,会計,財務に関連
1987年に「PMI(Project Management Institute)」がプロジェクトマネジメントの知識体系「PMBOK(Project Management Body of Knowledge)」を初めて発行してから,約20年が経過した。このPMBOKに基づくプロジェクトマネジメントは,日本でも,ここ10年くらいで広く普及した。PMBOKをベースにしたプロジェクト・マネジャーの国際資格「PMP(Project Management Professional)」の日本での取得者も,2万人以上に登る。 PMBOKの登場で,プロジェクト・マネジャーの仕事は,経験とカンに頼った「プロジェクト管理」から,科学的な「プロジェクトマネジメント」へと進化した。そして,その効果は確実にあったと言える。 そして今,PMBOKに続いて,注目され始めているのが「BABOK」である。 BABOKとは,B
SAP ERP 6.0とSAP NetWeaver Business Intelligenceの導入により、資生堂の販売・物流、会計システムの効率化を図った。 SAPジャパンは5月20日、資生堂の基幹システムを「SAP ERP」で構築し、4月1日に稼働を始めたと発表した。 資生堂および販売会社の資生堂販売に基幹業務ソフトウェア「SAP ERP 6.0」および分析・リポートツール「SAP NetWeaver Business Intelligence」(SAP NetWeaver BI)を導入し、販売・物流、会計システムの効率化を図った。 販売・物流システムでは、化粧品事業の販社や専門店、小売り業者との受注や出荷業務について、仕組みをパターン化して事業の立ち上げを簡素化にした。会計システムでは、各グループ企業が担当していた会計業務を効率化した。 SAP ERP 6.0とSAP NetWeav
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