IBMの報告書によれば、JREの脆弱性を悪用した「ドライブ・バイ・ダウンロード攻撃」の成功率は50%に達するという。 日本IBMは2月12日、「2012年下半期Tokyo SOC情報分析レポート」を発表した。情報の窃取や情報システムの破壊を狙う攻撃には、多層的な対策とログの集積・解析による「セキュリティー・ビッグデータ」の活用が重要と指摘している。 報告書によると、標的型メール攻撃は前年度比で約2.5倍に、2012年上半期比で約1.4倍に増加した。従来のAdobe ReaderやMicrosoft Officeの脆弱性を悪用するものに加え、Adobe Flash Playerの脆弱性を悪用するといった新たな手法を取り入れる傾向がみられるという。また、個人へ同時に複数の攻撃を行うことで、攻撃の成功率を高める狙いがあると考えられる傾向もみられた。 Webサイトを閲覧したユーザーにマルウェアを感
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