ネットレイティングスによると、日本のWeb利用者の年齢構成比がこの6年間で変化しているという。20代の比率がほぼ半減した一方、中高年層が増加。「ネットの利用が全世代で一般化したため」と分析している。 2001年までは20代の構成比が20%を超えていたが、現在では約12%に減少。これに対し40代は6年前の20%以下から現在は24%に上がり、50代は10%以下から約12%に上がるなど、中高年世代は増加傾向にある。50代以上のユーザーは、オンライントレーディングやNHK、新聞社といったサイトで比率が高いという。 10代も20%以下から約21%に上昇。全体の男女比率も2000年の男性62.7:女性37.4が現在の55.5:44.5に縮まるなど、ネット利用層の偏りはなくなりつつある。 同社の荻原雅之社長兼チーフアナリストは「若い世代で先行していたウェブ利用は、この6年間で着実に中高年齢層に普及してい
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