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この記事には、Rubyを書いているときに「これは言語化されたり公式化されたりしていないけれど基本的には必ずこのパターンに則ってプログラムを書いているな」ということをふと思い出したときにやってきてそのパターンを書く。多分3パターンぐらいで終わると思う。ウケが良ければ思い出す確率が高くなると思う。題材さえあれば何も考えずに書けるので、これを書くコストは全然高くない。 名前が"?"で終わるメソッドは必ずtrueまたはfalseのどちらかを返す trueとfalse以外(例えばnil)が返る可能性がある場合は、必ず式の先頭に!!を付けてtrueかfalseになるようにしてる。 このパターンを守ることがとても大事だという風には全く考えていないけど、もしhas_user?がuserを返すとして、has_user?という名前のメソッドがUserオブジェクトを返すというのは一体どういう意味を持っているのだ
Rubyのエンジン部分であるVM(仮想マシン)「YARV(ヤルフ)」を開発した笹田耕一氏。笹田氏はRubyの開発に専念するため、大学教員の職を辞した。現在はRuby PaaSベンダーHerokuに所属し、フルタイムでRubyを開発している。笹田氏に、Rubyの高速化への取り組みなどについて聞いた。 もともと学生の時に、大学の実習でJava VMをC++で開発していたんです。Rubyを始めたのは大学4年生の時。2002年くらいですね。新しい言語をやってみたくて、あるRubyの本を読んだのですが、私の理解力が至らず、最初はさっぱりわかりませんでした。今は便利に使っています。 ある学会で、GC(ガーベージコレクション)のセミナーがあって。まつもとさんがGCについて講演して、講演が終わったら私の隣に座られて。それがまつもとさんとの初の対面です。まつもとさんに「Rubyのネイティブスレッド対応はどう
SIZE: 13608925 bytes MD5: 50d307c4dc9297ae59952527be4e755d SHA256: aff85ba5ceb70303cb7fb616f5db8b95ec47a8820116198d1c866cc4fff151ed 特徴 主要な新機能 主要な変更点は以下のとおりです。 言語コア機能 キーワード引数: API 設計の新しい柔軟性 Module#prepend: クラス拡張の新しい方法 シンボルの配列を簡単に作るリテラル %i __dir__: 実行中のファイルのあるディレクトリ名 default UTF-8 encoding: 多くのマジックコメントが不要に 組み込みライブラリ Enumerable#lazy / Enumertor::Lazy: 無限の遅延ストリーム Enumerable#size: 遅延サイズ評価 #to_h: Hash へ
MacRuby でメニューバーのステータスメニューに常駐するアプリを作るための雛形をつくりました! MacRuby でささっとメニューバーのステータスメニューに常駐するアプリケーションをつくれたら便利だと思いませんか? メニューバーのステータスメニューとは↓のような領域のことです。 これができると daemontools で常駐とかさせなくても app を start up にいれるだけでいいし、管理が楽です。 この分野では mynu というライブラリが有名なのだが、これはコードが複雑でとりあつかいづらい上に、ドキュメントをよんでも macruby コマンドで走らせようという話しかでてこなくて不安になる。僕がほしいのは .app だ! という気持になるのだ。 というわけで、通常のアプリ開発フローでステータスバーに常駐するアプリをつくるための雛形を作成した。以下のコードを Xcode で生成
Web Music Developers JP Advent Calendar 2012 Scissor という自作のライブラリについて、4年前にリリースしてから今までまとまった紹介をしていなかった気がするので、かなりマニアックではあるが、便利な人には便利かも、なのでご紹介。 Scissor https://github.com/youpy/scissor 磁気テープを切り貼りする感覚で音声ファイルを扱うことのできるRuby のライブラリ wav、mp3、m4a に対応 動画を扱える様にするブランチ Echo Nest API を利用する拡張ライブラリを使うことで、ビートや小節を切り出すことができる インストール $ gem install scissor Scissor は、FFmpeg などの外部プログラムのラッパとして動作するため、外部プログラムのインストールが必要 FFmpeg $
こんにちは、@IT編集部の西村賢です。先日、札幌Ruby会議2012で、Ruby言語を使ってiPhone(iOS)アプリが開発できる「MobiRuby」を開発している増井雄一郎 (@masuidrive) さんにお話を聞くことができました。立ち話ですが、4分ほどの即席インタビュー動画をお届けします。 MobiRuby開発者の増井雄一郎さん MobiRubyを使って開発したゲームの例 動画の内容を簡単にまとめると、以下のとおり。 MobiRubyはmruby環境でiPhone(iOS)アプリを開発できるSDK つまり、Rubyだけでアプリが書ける ネイティブ環境(Cocoa)のAPIが全て叩ける mrubyのVMをバンドルした形でアプリが配布される コンパイルしたアプリはAppStoreにも登録できる(すでに審査を通過したアプリもある) 現在はα版。来年のQ1にはプロダクションレベルに持って
「最後のRubyKaigi」として開催されたカンファレンス「日本Ruby会議2011」から約1年経った7月29日(日)、再始動となる「RubyKaigi 2013」の開催概要が発表されました。日程は2013年5月30日(木)から6月1日(土)の3日間で、会場は東京・お台場の東京国際交流館です。 ▽ RubyKaigi 2013, May 30 - Jun 1 ▽ http://lanyrd.com/2013/rubykaigi/ RubyKaigi 2013の情報は、公式Twitterアカウント(@rubykaigi)の「getting back myself to the game」というツイートで公開されました。2013年5月30日(木)~6月1日(土)の3日間にわたり、東京・お台場の東京国際交流館プラザ平成を会場として開催されます。キーノートには、「Rubyの父」こと、まつもとゆきひ
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1. The document describes how the author's experience with Emacs as a student taught him about software freedom and how to read and modify source code. This led him to create his own Emacs-based tools and influenced the design of Ruby. 2. Emacs taught the author the power of Lisp and how to implement a programming language and garbage collection. Using Emacs to write code, documents and email made
2011/07/20 Rubyコミュニティ主導のイベント、「RubyKaigi 2011」が2011年7月16~18日の3連休を使って東京・練馬で開催された。2006年に250人規模でスタートし、410人、564人、704人、744人と伸びてきた参加者数は、2011年の今年は997人と最大規模となった。年々参加者数を伸ばしてきたRubyKaigiだが、今回が最終回となる。 運営に携わってきた日本Rubyの会の会長を務める高橋征義氏によれば、これまで個人の有志が集まった任意団体だった日本Rubyの会は、来月中にも一般社団法人として法人登記し、再スタートを切る形となるという。新団体は「現行の活動を引き継ぐが、RubyKaigiは名前も含めて白紙に戻して検討し直す」(高橋氏)としている。 背景には規模の拡大がある。年次イベントであるRubyKaigiへの参加者数が増え、予算規模も大きくなった。契
Salesforce.comの創業者でCEOであるマーク・ベニオフ氏は、Heroku買収に際してRuby開発コミュニティを支援していくと表明していましたが、その言葉には全く誇張がなかったようです。 すでにRubyの生みの親である、まつもとゆきひろさんをHerokuがRubyチーフアーキテクトとして迎え入れたことは発表済みですが、もう1人、CRuby開発のキーパーソンの1人、なかだのぶよし(中田伸悦)さんも、すでに7月に入ってからセールスフォース日本法人の正社員として入社済みであることを、ご本人に確認しました。 週末に行われたRubyKaigi 2011の基調講演の中でも、まつもとさんが、なかださんのHeroku入りを明らかにしました。スクリーンになかださんの写真が大写しにされると、会場からどっと拍手が沸き起こりました。 懇親会でご本人にお話を伺ったところ、ありがとうと言われて悪い気はしない
「Rubyの進歩がより速くなることを期待している」 Herokuのチーフアーキテクト就任について、まつもと氏との一問一答 記事「[速報]まつもとゆきひろ氏、米HerokuのRubyチーフアーキテクトに就任」でお伝えしたように、Ruby開発者のまつもとゆきひろ氏が米HerokuでRubyのチーフアーキテクトに就任すると発表されました。 就任の経緯、今後の役割などについて、まつもと氏にメールでインタビューをしました。 Rubyコアをより高機能に、より高性能にするのがミッション ─── HerokuのRubyチーフアーキテクトに就任される経緯などについて教えてください。 まつもと氏 先日、Salesforce.com CEOのMarc Benioffさんとお会いした時、「Rubyの開発を支援したい」との申し出がありました。そこで、Ruby開発に参加している人は、私を別にすると本業の合間に開発した
英語版はこちら(English version here)。 本日は、Herokuの歴史において非常に特別な日です ―― Rubyの作者、まつもとゆきひろ氏、Matzを、RubyのチーフアーキテクトとしてHerokuに迎えることになったのです。 ほとんどのプログラミング言語が計算効率を重視していた1993年、Matzは開発者の作業環境、満足度、生産性に重点を置いた言語を生み出したいと考えました。この考えはアジャイル(俊敏な)ソフトウェアメソドロジというトレンドに数年先立つものでした(たとえば2001年に発行されたAgile Software Manifesto)。 このユニークな考えに基づき、Matzは美しくエレガントな言語を生み出しました。この言語の熱心な支持者の数は着実に増加し、David Heinemeier Hansson氏のWebフレームワークRuby on Railsと言った後
サンフランシスコに本社を置き、Ruby on RailsのPaaSなどをクラウドで提供しているHerokuは、オープンソースのプログラミング言語「Ruby」の開発者であるMatzこと、まつもとゆきひろ氏が、同社においてRubyのチーフアーキテクトに就任すると発表しました。 まつもと氏以外にも、Rubyの開発コアメンバーの数人がHerokuのフルタイムのスタッフとなる方向で話が進んでいるとのことです。 まつもと氏は引き続き、島根県に本社を置くネットワーク応用通信研究所のフェロー、楽天技術研究所のフェロー、Rubyアソシエーションの理事長などの肩書きを持ち続け、これまでと同様にRubyのオープン性と発展にコミットした活動を続けていくことを明らかにしています(まつもと氏のインタビュー記事「「Rubyの進歩がより速くなることを期待している」 Herokuのチーフアーキテクト就任について、まつもと氏
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