走ると振動があるやつ。 グルービング工法と呼ばれる 道路の舗装には様々な種類がありますが、そのひとつとして、通常のアスファルト舗装にレコード盤の様な細かい溝の入った道路を目にすることがあります。バイクや自転車などで溝を走ると、急にグラグラするなどの違和感を覚えることもあるものです。この溝はどのような目的で施工されているのでしょうか。 レコード盤のような溝が刻まれた路面(画像:写真AC)。 国道交通省によると、舗装路面に溝を掘る工法を「グルービング工法」と呼ぶそうです。主な目的としては、路面をすべりにくくしたり、路面の排水を促進するといった目的があります。 溝は2種類あり、進行方向と同じ縦向きに刻まれた溝を「縦型安全溝」といいます。溝の深さは6mmのものと、9mmのものがあるそうです。 進行方向に対して横に刻まれたタイプもあり、こちらは「横型安全溝」と、名称も異なっています。また、縦型と横型
