海上保安庁は13日、夏季休暇で帰省していた海上保安学校の学生40人の新型コロナウイルス感染が12日までに18都道府県で判明したと発表した。休暇前に判明した1人を含む41人のうち10人が計4件の懇親会に参加していた。海保は感染経路との関係は不明としつつ「極めて遺憾で重く受け止めている」としている。 海保によると、40人は女子学生1人を含む10~30代で、7月28日に学生寮を離れ、帰省先で感染が判明した。同30日の3人を皮切りに8月12日までほぼ連日判明し、41人全員が無症状か軽症だった。懇親会は7月22、23、24日に計4件あった。