2023年2月3日、名古屋市で開いた国土交通省社会資本整備審議会の道路分科会中部地方小委員会が了承しました。 中部縦貫道は、松本市(長野県)を起点とし福井市(福井県)に至る全長約160kmの高規格幹線道路です。長野道・東海北陸道・北陸道を東西方向につなぎ、中京圏~北陸の新ルートを形成するほか、首都圏~福井の最短ルートとしても期待されています。 現在は、国道158号バイパスの安房峠道路や高山清見道路、油坂峠道路、永平寺大野道路として途切れ途切れに開通。2023年3月19日には永平寺大野道路につながる形で大野油坂道路が一部開通し、さらに2026年春には同路線が全線開通することで、東海北陸道と北陸道がつながる予定です。 そして今回は、岐阜県高山市内の平湯峠を通過する「平湯~日面(ひよも)」間について検討が進められました。 隣の安房峠道路は、北アルプスの活火山であるアカンダナ山の高温帯を延長437