新潟市のメーカーが製造した、高速道路で車を止めた際に路上に置く三角形の停止表示板について、国家公安委員会は、定められた基準の風で飛ばされる可能性があり、安定性に欠けるとして認定を取り消しました。 高速道路では、事故や故障などで車を止める際、後ろの車に知らせるため、路上に停止表示板を置くことなどが道路交通法などで義務づけられています。 警察庁によりますと、「良栄プラスチック」が作った停止表示板は、平成16年に国家公安委員会の認定を受けましたが、ことし2月に、「風で飛ばされる」という情報が寄せられ実験を行ったところ、秒速18メートルの風で飛ばされるなど、定められた基準を満たしていなかったということです。 表示板は平成20年に型枠を変えた際、基準を満たさなくなったとみられ、およそ100万個が流通していると推計されるということです。 国家公安委員会は定められた基準の風で飛ばされる可能性があり、安定