JIS(日本工業規格)よって規定された安全を確保するために決められた色がJIS安全色です。赤、黄赤、黄、緑、青、赤紫に、対比の補助色となる白、黒を加えた8色があり、危険防止や緊急事態への対応といった行動がきちんと行えることを目的として定められています。禁止や危険を示す赤、注意を示す黄、救護や誘導を示す緑など各色に意味があります。JIS安全色は、道路の交通標識や公共の場の案内板など様々な場で使われています。 色はマンセル値で定められています。ベースがマンセル値なのは標識や案内板でのペイント塗装を前提にしているためです。そこから各カラーモードでの推奨値が選定されています。マンセル参考値、CMYK、RGB・HTMLカラーの各カラーモードで色合いは少し異なっていますが、これは各カラーモードで安全色として視認性が高く見やすいように調整されているためです。 JIS安全色の推奨値は次のようになっています
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