米Microsoftのマウスなどを製造している工場が劣悪な労働環境にあると、米国のNGO団体が批判している。 National Labor Committee(NLC)は4月14日、Microsoftなど多数の企業から製造を請け負っている中国のKYE Factoryに関する調査報告書を公開した。報告書によると、KYEの工場では最高で1000人の16~17歳の勤労学生が15時間シフトで、週に6~7日働いている。14~15歳の従業員がいたこともあったという。 不況になる前の2007~2008年には勤務時間は1週間に80時間以上に上り、世界的な不況下にあった2009年でも週68時間労働だったとNLCは報告している。賃金は時給65セントだが、食費を引かれるため実質的には52セント。仕事中にはトイレに行くことも禁止されている。 このほか報告書では、警備員による若い女性従業員へのセクシャルハラスメント
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