56 大和総研調査季報 2013 年 夏季号 Vol.11 吉井 一洋/鳥毛 拓馬/小黒 由貴子 2013 年5月に、番号法が可決・成立した(第 183 回通常国会) 。個人番 号を付けることで、税務当局における法定調書の名寄せが容易になり、所 得の捕捉の精度の向上が期待される他、社会保障・税分野での申請手続き 等の簡素化などが期待される。個人番号カード、マイ・ポータルの導入、 公的個人認証サービスの見直しなど、周辺制度も整備される。 番号法で導入される情報提供ネットワークシステムは、行政機関間の結 託を防止しつつ、あらかじめ許された範囲内で情報連携する仕組みとして 制度設計されている。情報連携における情報提供は法的な義務であり、行 政機関等においては、接続システムを用意するとともに、情報提供データ の紐付けやそのデータ整備などの対応が発生することが見込まれる。番号 制度を機に、窓口職員は
東京招致委にとって、汚染水事故への海外の厳しい見方は想像以上だった。 「水や食べ物は安全」「住民は普通に生活している」「東京は全く問題になっていない」――。招致委は8月下旬、想定問答を作った。政府が3日、計470億円の対策を発表すると「これで説明できる」と余裕も見せていた。 だが、現地初の記者会見で海外メディアの質問6問のうち4問が汚染水対策に集中し、竹田恒和理事長は答弁に困窮。「厳しい。この説明では納得してもらえないのか」。招致関係者は国内外の温度差を感じた。 会見に出た海外の記者は「失望した」「意図を理解しない答え」と突き放した。東京と福島の距離を強調する姿勢に「東京だけ安全ならいいとも聞こえ、福島の人々への配慮が足りないのではないか」との声もあった。 質問の口火を切った、IOC委員の多くが読む五輪専門サイト「インサイド・ザ・ゲームズ」の英国人記者ダンカン・マッケイ氏は「東京の
2013年09月05日23:50 カテゴリ経済 「正社員」という奴隷制 非正社員を5年雇ったら正社員(無期雇用)にしなければならないという厚労省の規制は、大学の非常勤講師などに差別と混乱をもたらしているが、厚労省(の天下り)はこれを「ジョブ型正社員」と呼んで推奨している。ジョブの反対は「メンバーシップ」らしいが、これは私が1997年に出版した本で提示した概念を誤用したものだ。 メンバーシップの対義語は、資本主義の原則としてのオーナーシップ(所有権)である。ハートが明らかにしたように、雇用契約という奇妙な長期契約が結ばれるのは、近代社会では奴隷が禁止されているからだ。もし(19世紀まで大規模に行なわれていたように)個人を奴隷として売買できれば、普通の商品と同じように必要なら買い、不要になったら売ればいいので特別な契約は必要ない。 しかし近代社会では、個人は「譲渡不可能な人権」をもつ建て前にな
痴情のもつれとは恐ろしいものでございます。以前Pouchでお伝えしたのが、「浮気彼氏の持ち物を、わざわざ二人の思い出の場所の数々に隠す」という、なんともクリエイティブな仕返し劇。女ッテ怖イ……そう思った男性も多いのでは。 しかし、男性も負けていません。今回ご紹介するのは、facebook上で判明したある男女の応酬劇。題して「ヒドい彼氏をさんざんな目に遭わせてやったわ! と思ったらもっとキツい仕返しが待っていたの巻」。世にも恐ろしいお話でございます。 先手を打ったのは女性。経緯は分かりませんが、予想するにケンカの耐えない二人だったのでしょう。そして、ついにブチ切れた彼女が彼氏の仕事場に怒鳴り込みをかけた模様。この時点ですでに常軌を逸しておりますが……。 ■元彼女 「さっき、今じゃもう元カレだけど、アイツのオフィスに怒鳴り込んできてやったわ。ボスが出てきてトラブルになるまでわめき散らしてやった
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