2010年02月12日01:08 カテゴリITメディア 電子出版の経済学 ツイッターで「これからは『直接売文業』の時代だ」と書いたら、予想外に大きな反応があった。池尾さんからは(予想どおり)「市場型間接売文業」が正しいというコメントをもらったが、これはちょっと語呂が悪いので、以下そのように読み替えてください。 いま電子出版で起こっている現象は、技術的には新しくない。iPadは大きめの携帯端末(あるいは小さめのネットブック)にすぎず、その配信システムも伝統的な中央集権型で、P2Pのような破壊力はない。しかしこれが出版業界や流通業界に与える影響はかなり大きいだろう。それは従来の著者と出版社の関係を変えるからだ。 日本の書籍の印税は10%、原稿料は400字詰め原稿用紙1枚あたり5000円ぐらいが相場で、ここ30年ぐらい変わっていない。この30年間に物価は約2倍になっているので、原稿料は実質的に半
(訂正あり:2月12日20:24分) 2010年1月27日にAppleがiPadを発表し、今年は「電子出版元年」ということになっている。 しかし一方で、ネット上で有料の電子出版で儲けることは容易ではないと見られている。「ペニーギャップ」(1セントの壁)という言葉があるように、「タダ」のものと「有料」のモノには大きな壁があるからだ。 ここで思い出していただきたいのは、昔、無料のMP3の音楽ファイルが山ほど出回っていた時にはネットでの音楽販売を儲かる事業にするのは極めて困難と思われていたにも関わらず、AppleがiPodやiTunes Storeを発表して、音楽を儲かるビジネスに変えてしまったことだ。 また携帯電話上でも、月300円程度のサービスを結構簡単に申し込んでしまい、そのままになっているということはよくある。心当たりのある方も多いのではないだろうか。 つまり「ペニーギャップ」なるものの
AppleのiPadは、消費者の購入意欲をあまりかき立てていないようだ。同製品を購入する気のない人は5割に上ることが、米ショッピングサイトRetrevoの調査で明らかになった。 Retrovoの調査は、iPad発表前の1月16日と発表当日の27日に行われた。1000人以上を対象に、Appleのタブレットのことを聞いたことがあるか、購入したいかを聞いた。 16日の時点では、Appleタブレットを知っている人は約半数で、「購入したい」人は3%、「興味はあるが様子見」は19%、「買う気はない」人は26%だった。発表後は、iPadのことを知っている人は8割超に増えた。「購入したい」人は9%で、「購入に興味はあるがもっと情報が入ってから」は21%、「買う気はない」は52%と大幅に増えている。 また、「iPadは必要だと思うか」という質問に対しては、16日の時点では「必要ない」と答えた人は49%で、2
そろそろiPadを見て思ったことを書いておこうかな…と思いました。 当ブログで「iPhoneの実機を触る in 渋谷」というエントリーを書いたのは、日本での発売から約1年前の2007年8月。その後「iPod touch(iPhoneも)は、大きくしてネットブックになればいい!」を書いたのは2009年1月。何かにつけてiPhoneの話しを書いてはいたものの…結局iPhoneを持たずに2010年を迎えてしまいました。 そこに発表された「iPad」。Twitter上での反応も賛否もさまざま…な中、発表時点で私自身は触手が伸びて伸びて…の状態です。まずまちがいなく、iPhoneを通り越してiPadユーザーになる予定です。iPadに対する細かで専門的な評価は、あちこちのサイト等がしてるので、このエントリーでは、私が「決めた!」理由を書いておきます。 その前に、Illustratorを使って原寸でサイ
1 手錠(東京都) 2010/01/31(日) 08:15:15.45 ID:JbwMQI03 ?PLT(12000) ポイント特典 話題を呼んでいたアップルのタブレット端末iPadが27日、発表された。ほぼ予想どおりで、iPhoneを4倍に拡大したような感じだ。ソフトウェアもiPhone用アプリケーションがすべて動くので、日本でもソフトバンクが対応するだろう。問題は端末ではなく、iPadで読める本が日本にほとんどないことだ。 アメリカの出版社は、アマゾンの電子端末「キンドル」による配信を積極的に進めており、昨年はAmazon.comでの電子書籍の販売部数が紙の書籍を上回った。iPadにもNYタイムズ、マグロウヒル、サイモン&シュースターなど大手の新聞・出版社がコンテンツを提供する予定だ。ところが日本では、キンドルも端末(英語版)は発売されたが、本は(一部のマンガを除いて)読めない。ア
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