米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)は1日までに、カリフォルニア州の不動産業界関係者の話として、ソフトバンクの孫正義社長が、同州シリコンバレーに1億1750万ドル(約108億円)の豪邸を購入したと報じた。米国で取引された住宅の価格としては過去最高の水準。 ソフトバンクは昨年、米携帯通信大手スプリント・ネクステルを約200億ドルで買収することで合意。欧米各紙は当時、米国市場への挑戦を決断したトップの孫氏を詳しく報じており、今回も高い関心を集めそうだ。 豪邸購入についてソフトバンクの広報担当者は「コメントできない」としている。 報道によると、物件はIT業界で成功した人々の豪邸が並ぶ地区の9エーカー(約3万6千平方メートル)近い広大な敷地にあり、著名な建築家がデザインした邸宅。(共同)