前回の記事で具体化したプロトタイプを元に、いよいよ実際に経路探索アプリを作っていきたいと思います。 まず、経路探索アプリにはどのような機能が必要になるでしょうか?プロトタイプから主な機能を洗い出してみます。 現在地の表示 アプリ起動時に、端末の現在地を地図上に表示する機能 目的地の検索 ユーザーが検索ウィンドウに入力した文字列から、目的地の地図情報を検索する機能 経路の検索 現在地から目的地までの経路の候補を表示する機能 進捗の表示 経路選択後、ユーザーが経路上のどの位置にいるかを表示する機能 前編ではまず、「現在地の表示」と「目的地の検索」の機能を作っていきます。 現在地の表示 現在地の位置情報を取得する CORDOVAでの現在地情報の取得には、Geolocation APIのgetCurrentPositionメソッドを使用しました。 位置情報の取得に成功すると、getCurrentP