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sfに関するmonboboriのブックマーク (78)

  • 劉慈欣のベストセラーSF小説「三体」ドラマ化決定! 映画&アニメ企画も進行中 : 映画ニュース - 映画.com

    ドラマ版「三体」ポスター[映画.com ニュース] 中国SF作家・劉慈欣のベストセラー小説「三体」のドラマ化が決定した。この情報は、中国最大級の動画プラットフォーム「テンセントビデオ」のラインナップ発表会で判明したものだ。 3部作として構想された「三体」は、中国国内で最も人気のあるSF小説のひとつ。2006年から中国SF雑誌「科幻世界」で連載され、08年に単行が出版。中国全土のみならず世界的にも評価され、Facebook共同創業者マーク・ザッカーバーグ、バラク・オバマ元米大統領、ジェームズ・キャメロン監督が賛辞をおくり、15年には翻訳書&アジア圏の作品として初のヒューゴー賞長編部門(第73回)に輝いている。日では19年7月4日に第1作「三体」の翻訳版(早川書房)が刊行され、ゲームクリエイターの小島秀夫ら多くの著名人が絶賛。20年6月18日には、第2作「三体II 黒暗森林」が上下巻で

    劉慈欣のベストセラーSF小説「三体」ドラマ化決定! 映画&アニメ企画も進行中 : 映画ニュース - 映画.com
    monbobori
    monbobori 2020/08/07
    ドラマは全24話って第一部だけかな?映像化作品が届く前に第3部を早く読ませてくださいお願いしま
  • 大ヒット中国SF『三体』を生んだ劉慈欣「私の人生を変えた5冊の本」

    <2015年にヒューゴー賞を受賞し、世界的なベストセラーとなった『三体』の著者、劉慈欣が綴る「自分をSF作家の道へ歩ませた5冊の書物」。意外にも、その1冊はSFではない。誌「人生を変えた55冊」特集より> 書籍が各人に与える影響はさまざまだが、自分の人生の道を決定するこそ最も重要である。一人のSF作家として、私は自分をSFの道へ歩ませた書物を紹介したい。 まずジュール・ベルヌの大機械小説。ベルヌのSF小説はその対象から大きく2つに分類できる。1つは科学探検小説、もう1つは大きな機械を描写する小説。後者はよりSF的内容を備えており、私に最も大きな影響を与えたのが『海底二万里』である。 『海底二万里』 ジュール・ベルヌ[著] 邦訳/岩波書店ほか (※画像をクリックするとアマゾンに飛びます) このタイプの小説に現れる大機械は、等しく18〜19世紀の蒸気技術と初期の電気技術を基礎としている。お

    大ヒット中国SF『三体』を生んだ劉慈欣「私の人生を変えた5冊の本」
    monbobori
    monbobori 2020/08/05
  • 「三体」監修・立原透耶さんインタビュー 中国SF界に現れた、突然変異的なスペースオペラ|好書好日

    文:ハコオトコ 立原透耶(たちはら・とうや)作家・翻訳家 1969年生まれ。ファンタジーなど幅広い作品を執筆。「ひとり百物語」シリーズ(メディアファクトリー)など著作多数。華文SFの翻訳も長く手掛け、最近も中国語圏の作家の作品を翻訳した『時のきざはし 現代中華SF傑作選』(新紀元社)を出版。 戦後、ソ連の影響を受けた中国SF ――翻訳・監修に多くの人が携わった「三体」シリーズ邦訳版ですが、立原さんは主に和訳された文章と中国語の原書と乖離が無いか、固有名詞やルビのミスが無いかなどをチェックする「総監修」を担当しました。華文SFに造詣が深く、翻訳も長く手掛けてきた立原さんですが、まずは三体の背景にある中国SF事情、歴史を教えてください。 第二次世界大戦後、中国ではソ連のSFが最初に(大々的に)影響したと思います。同じ共産国として中国の目指す科学技術立国、「頑張ったらこんな良い未来があるんだよ

    「三体」監修・立原透耶さんインタビュー 中国SF界に現れた、突然変異的なスペースオペラ|好書好日
    monbobori
    monbobori 2020/07/11
    写真楽しそう。ケン・リュウのお陰で折りたたみ北京から中華SFに目覚めた。その前からテッド・チャンは好きだけど、彼はアメリカ人だし中華テイストないんだよね。もうⅢが待ちきれないんだが!
  • SF小説の表紙はなぜキャラ絵ばかりなのか問題について

    論争の概要 ・あるSF編集者が自分の担当したアンソロジー(『日SFの臨界点』と『2010年代SF傑作選』)の表紙を掲載し、そのツイートが広くバズった。 ・それを見てある読者が twitter で以下のような発言を行い、反響を呼んだ。 「なんでSF小説とかアンソロの表紙って漫画・アニメ絵の女の子ばっかなの?恥ずかしくて持ち歩けないんだけど。自らターゲット狭めてマーケット小さくしてる気がする。(中略)誰も彼も「売れるから」で思考停止している気がしてならない。」 それに対して当該編集者がfusseterで以下のような反論を行った。 ・「女の子」に関して ・イラストレーターには『性別を指定しない抽象的なキャラクター像』で発注したもので、『女の子』ではない, ・キャラクター的であることそのものに対する違和感にしても、少なくとも現場ではそういうものにしようという意向ではなかった。 ・「恥ずかしい」

    SF小説の表紙はなぜキャラ絵ばかりなのか問題について
    monbobori
    monbobori 2020/07/02
    うちにそんな表紙のが全然なくてびっくりした。SFだらけなんだが。ハーモニーも真っ白の表紙。唯一虐殺器官がアニメ風男の絵。他次元の話かな…
  • 『夏への扉』はとんでもない愚作なので褒めないでください

    『夏への扉』が実写化するというニュースが話題だ。 この機会に原作を読んでくれ、というSFファンの声が多くて当に辟易する。 SFはアイデアの新奇性、センス・オブ・ワンダーが重要なのであって、今さらヴェルヌやウェルズを読んだところで、価値はない(ギブスンやディックも同様)。 こういう「オススメSF」の話題になると必ず出てくるのが『夏への扉』だ。 はっきり言えるが『夏への扉』を薦めるやつは見る目がなく、センスに欠けていて、信用できないってことだ。 私もその手合いに騙されて、貴重な時間を無駄にしてしまった。 『夏への扉』は読まなくて結構。今からその理由を端的に3つ述べる。たったの3つだよ。 『夏への扉』は決して小説ではない。 『夏への扉』は好きなら読んでおくべき、みたいな薦め方もされる。 読んでみて驚いたのだが、これはまったくもって小説ではない。 なぜならはストーリーの筋とまるで関係な

    『夏への扉』はとんでもない愚作なので褒めないでください
    monbobori
    monbobori 2020/06/29
    ご都合主義的には同感。ハインラインは若干そんな傾向がある気がする。(異星の客のほうが好き) そもそもハッピーエンドのロマンス込SFってあまり無いから邦画元ネタとしては後はドゥームズデイブックとか文字数
  • 中国SF、劉慈欣『三体』の続編『三体II』、日本で待望の刊行! 書店さんの「もはや六体!!」というPOPに中国の読者も大ウケ(2020年6月18日)

    2019年夏に日で翻訳出版され大ベストセラーとなった中国SF、劉慈欣(りゅう じきん)『三体』。その第二部『三体II 黒暗森林(こくあんしんりん)』が2020年6月18日に発売となりました(早川書房/訳:大森望、立原透耶、上原かおり、泊功)。 「三体II」の「II」は公式な読み方が設定されておらず、「さんたい に」派と「さんたい ツー」派が拮抗する状態。そこに現れた新たな選択肢、『六体』。 ある蒲田の一書店さんが推し続けたこの名称が、ついには中国土のSFファンの目に留まり……!? 【2020年6月20日追記】 続きを読む

    中国SF、劉慈欣『三体』の続編『三体II』、日本で待望の刊行! 書店さんの「もはや六体!!」というPOPに中国の読者も大ウケ(2020年6月18日)
    monbobori
    monbobori 2020/06/27
    女帝百合子のほうに反応してる中国人いて笑う
  • 小川一水 on Twitter: "ぐあああ難しい、実際にタッチパネルの宇宙船が飛んじゃったけど、おれはこれ2020年の流行に乗っかってるだけで、今後1000年通用するデザインには思えないのだ。(もちろんアポロやガンダムのままでいいとも思わないが)。未来の宇宙船どーするだ。"

    ぐあああ難しい、実際にタッチパネルの宇宙船が飛んじゃったけど、おれはこれ2020年の流行に乗っかってるだけで、今後1000年通用するデザインには思えないのだ。(もちろんアポロやガンダムのままでいいとも思わないが)。未来の宇宙船どーするだ。

    小川一水 on Twitter: "ぐあああ難しい、実際にタッチパネルの宇宙船が飛んじゃったけど、おれはこれ2020年の流行に乗っかってるだけで、今後1000年通用するデザインには思えないのだ。(もちろんアポロやガンダムのままでいいとも思わないが)。未来の宇宙船どーするだ。"
    monbobori
    monbobori 2020/06/04
    「高齢者向けのふんわりした宇宙戦争SFではブリッジという代物が平然とばんばん出てきますけど」ぐぬぬ…想像力なくてそれ以外浮かばん
  • 東京あらーと饅頭

    2070年。 ほかの道府県が「2020年にちょっと流行ったしょぼいウイルス」のことなど忘れ去り平穏な日常を送るなか、東京だけは依然アラート態勢下にあった。 当然、東京への出入りは厳しく監視される。外部者が都内に入るには14日間の隔離期間が必要で、感染を抑えるため都内での行動は48時間以内に限定され、それを超えたものは強制的に"都民"となる。刻印を押された"都民"が外部に出ることは許されない。血液に染み付いたウイルスはどんな手段を用いても除去できない(とされている)からである。 広々とした空間で楽しく三密の日常を送る都外者は、時折漏れ聞こえる密にして疎なる都内の悲惨極まりない噂に憐憫と恐怖を覚える。 そんな世界で、唯一都内からの持ち出しが制限されていない物品こそが「東京あらーと饅頭」である。他のあらゆる東京土産が汚染により規制される中、アルコールと次亜塩素酸で作られたこの饅頭だけはしぶとく生

    東京あらーと饅頭
  • 「健康は国民の義務」を描いたディストピアSF小説『ハーモニー』の話。

    新型コロナウイルス感染症がパンデミックとみなされるようになってからずっと、私は『ハーモニー』というSF小説のことを繰り返し思い出すようになった。 たぶん、『ハーモニー』を読んだことのある人はみんな、最近の世の流れから『ハーモニー』を連想せずにはいられないのではないかと思う。 そんなわけで、今日は『ハーモニー』の話をしてみたい。 パンデミック後の健康管理社会を描いたSF小説 『ハーモニー』はSF小説家の伊藤計劃が2008年に世に出した、パンデミック後の未来を描いた作品だ。 そこでは旧来の政府にかわって「生府」という組織が、健康や医療に重心を置いた施政を行っている。 「生府」は国民全員の体内にナノマシンを埋め込み、病気の兆候や不健康の兆候をたえずモニタリングしている。と同時に病気や不健康の兆候を見つけ次第、ナノマシンによって即座に治療をほどこす。 そうやって病気や不健康をすぐさま除去する『ハー

    「健康は国民の義務」を描いたディストピアSF小説『ハーモニー』の話。
    monbobori
    monbobori 2020/05/23
    あれの結末である「健康」を合理化する究極の手段は恐怖しかない。飲酒、喫煙、不摂生。非合理的に不健康を選ぶ自由も素晴らしいよ。
  • 『ニセモノが、演じていくうちに「ホンモノ」になっていく物語』いろいろ

    小悪党の詐欺師だったり、偶然間違えられたりとかいろいろありますが、それがいつの間にか責任感や人格、能力でも『ホンモノ』になっていくという、そんなお話について。

    『ニセモノが、演じていくうちに「ホンモノ」になっていく物語』いろいろ
    monbobori
    monbobori 2020/05/14
    漫画を途中までしか読んでないけど「信長協奏曲」
  • SF界の文化戦争「パピーゲート事件」について - 100光年ダイアリー

    はじめに ヒューゴー賞についての基 2013年――始まり 2014年――サッド・パピーズ2 2014年――ゲーマーゲートと「SJW」 2014年――「悪の同盟」とジョン・C・ライト 2015年――サッド・パピーズ3とラビッド・パピーズの登場 ヴォックス・デイについて 2013年――SFWA性差別論争とデイの除名 2015年――ヒューゴー賞最終候補への影響 2015年――「該当作なし」が続出した授賞式 2015年――アルフィー賞、木星賞、不時着賞 あるパピーの視点から 事件に対する評など その後のヒューゴー賞 ドラゴン賞 コミックスゲートとデイ キャンベル新人賞の改名 おわりに――SFF読者と作家の男女比など 謝辞 追記1 追記2 追記3 注釈に載せた以外の参照先 はじめに ケン・バーンサイド(Ken Burnside)によるエッセイ The Hot Equations: Thermody

    SF界の文化戦争「パピーゲート事件」について - 100光年ダイアリー
    monbobori
    monbobori 2020/05/05
    三体受賞の裏にそんなことが…海外SF読者層の厚さを感じる。Puppysリストに入れられて賞辞退した人たちかわいそう。ジェイムズティプトリーJr.が性別を偽って活動してた時代から考えると凄い話。
  • オースン・スコット・カードの「エンダーのゲーム」「死者の代弁者」が超絶名作なので読んで欲しいという話

    そして、3人目がオースン・スコット・カード。 ただ、カードについては先の二人とはちょっと事情が異なっておりまして。 もちろん「無伴奏ソナタ」みたいな短編集や、「消えた少年たち」のような長編も面白いんですが、実のところしんざきが好きなカード小説は、ある一つのシリーズに偏っているのです。偏愛中の偏在です。 それは、「エンダーのゲーム」から始まる、いわゆる「エンダーシリーズ」。 その中でも特に二作目、「死者の代弁者」については名作中の名作と言ってしまってなんら過言ではない素晴らしい一作でして、SFとして読んでも、ミステリーとして読んでも、ヒューマンドラマとして読んでも、群像劇として読んでも、頭の先からつま先まで1ミリの隙もなく何から何まで面白いという傑作SFなのです。 正直「死者の代弁者」についてはどれほどハードルを上げても上げすぎということはないだろうと私は思っているのですが、しかしただ一つ注

    オースン・スコット・カードの「エンダーのゲーム」「死者の代弁者」が超絶名作なので読んで欲しいという話
    monbobori
    monbobori 2020/04/30
    昔、某宇宙関係機関のSFファンの研究者先生が面白いSFを色々と貸してくれて、その中でも良かったのはこのエンダーのゲーム。(映画化もされてるけど途中睡魔が…)死者の代弁者も良い。その続きは未読
  •  これを書いてから、早いものでもう九年が経った。 >でもきっと、まだま..

    これを書いてから、早いものでもう九年が経った。 >でもきっと、まだまだいろいろあるんだろうと思う。 と当時書いた通り、驚くようなことがいろいろあった。長くなるけど、書く。 --- 北海道に戻って直後に開設していた、自分のホームページ。内容は、パソコン関係とタイ・インドの旅行記録だった。いわゆるテキストサイト。 その自サイトの掲示板(Teacup)にふらっとSF作家のOさんが現れて、常連になった。当時開設されたばかりのGoogle検索の性能の良さに二人で驚いたりした記憶がある(なにせそれまでのロボット型検索はノイズまみれで使い物にならなかったので)。 Oさんは、文章を褒めてくれた。 ネタ系の駄文とはいえ、褒められるのはうれしいものだ(この前、人にこの話をしてみたらすっかり忘れていて拍子抜けしたのだけども、まあ褒められたほうは覚えていても褒めたほうはそんなものなのだろう)。 で、こちらも試し

     これを書いてから、早いものでもう九年が経った。 >でもきっと、まだま..
    monbobori
    monbobori 2020/04/22
    なぜこんな面白いものを増田に!もったいない
  • 「パンデミックSFは高い致死率で文明崩壊するパターンが多く、新型コロナのようなのは見たことがない」に対して色んな作品を紹介する流れ…『EDEN』『ドミニオン』『赤いオーロラの街で』など

    風のハルキゲニア @hkazano 精神科医兼ものかき。カレーべる人。式場隆三郎研究家。『島田清次郎 誰にも愛されなかった男』(の雑誌社)で日病跡学会奨励賞受賞。「の雑誌」で「サイコドクターの日曜日」連載中。島田清次郎bot @ShimadaSeijiro運営中。 psychodoc.eek.jp/diary/ 風のハルキゲニア @hkazano これまで読んできたパンデミックSFは、だいたい致死率が高くて文明が崩壊するパターンが多くて、こんなふうに文明が保たれたまま真綿で首を絞められるようにじわじわと文化が死んでいくのは読んだことがないと思う。そのへんが想像力の限界かな。 2020-04-20 17:27:29

    「パンデミックSFは高い致死率で文明崩壊するパターンが多く、新型コロナのようなのは見たことがない」に対して色んな作品を紹介する流れ…『EDEN』『ドミニオン』『赤いオーロラの街で』など
    monbobori
    monbobori 2020/04/22
    いまの人の消えた都市の様子が「渚にて」の世界のようだと誰かが言ってた。あれは人類絶滅する話だけど。
  • 100年後も死なないワニ

    知り合い全員の死まであと0日ネズミが亡くなり、彼女が亡くなり、ワニの知り合い達はみな亡くなった。 ワニは不思議と長生きだった。 ゲームをしても楽しめず、もう固くなった雲ぶの上で、独り過ごすことが増えた。 全ての動物の死まであと0日数千年が経った。 気候の大変動により、動物達は死滅した。 ワニの肉体も滅びたが、その魂は消えないままであった。 地球の死まであと0日数十億年が経った。 水素を使い果たした太陽では、ヘリウムの核融合が始まった。 太陽は巨大化し、やがて地球を飲み込んだ。 ワニの魂は居場所を失い、ただひたすらに宇宙をたゆたうのみ。 気の遠くなるような時間を過ごしても、ワニは考えることをやめず、ただ仲間達のことを思った。 宇宙の終焉まであと0日数百億年が経った。 宇宙は、熱的死には至らなかった。 膨張を続けていた宇宙は、収縮へと転じた。 宇宙に存在した全ての物質は、特異点へと収束する。

    100年後も死なないワニ
    monbobori
    monbobori 2020/03/24
    時々、本業の人が増田で遊んで行ってるんじゃないかと思うことがあるよ。
  • 《天冥の標》から『息吹』まで、多数の傑作SFが刊行された2019年を振り返る - 基本読書

    息吹 作者:テッド・チャン出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/12/04メディア: 単行 傑作揃いの短篇集 今年のSFでまず中心的に語っておきたいのは*1、素晴らしい短篇集が多数出たことだ。たとえばテッド・チャン『息吹』は著者一七年ぶりのSF短篇集で、『メッセージ』の題名で映画化された短篇を含む前作『あなたの人生の物語』を上回る密度を誇る傑作ぞろい。中でも表題作「息吹」は我々の世界とは仕組みが異なる異世界の生活や原理を緻密に描き出しながら、一人の科学者の脳科学・物理学の追求を通して世界の真実に至ろうとする物語で、三〇ページほどの中に世界を探求することの喜びが緻密に織り込まれている。この一〇年で読んだ中で最上の一篇である。 ビット・プレイヤー (ハヤカワ文庫SF) 作者:グレッグ イーガン出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/03/31メディア: Kindle版他、外

    《天冥の標》から『息吹』まで、多数の傑作SFが刊行された2019年を振り返る - 基本読書
    monbobori
    monbobori 2020/01/11
    ジャスパーフォード、メモ
  • 今年も早川書房が海外SF作品の電子書籍セールをはじめたので、新刊を中心におすすめをピックアップ! 2019年版 - 基本読書

    ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF) 作者:ウィリアム ギブスン出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2017/04/30メディア: Kindle版この数年は毎年の恒例となっている早川書房の海外SF作品電子書籍セールが今年も(2019年)このぎりぎりの年の瀬に始まったので、SFマガジンの海外SF書評欄の連載担当として今年もおすすめをピックアップいたします。全体は下記参照。 www.hayakawabooks.com 毎年セールの顔ぶれが違うのでおすすめする作品もがらっと変わってくるのだけれども、今年ありがたいのはウィリアム・ギブスンによるサイバーパンクの金字塔『ニューロマンサー』や『クローム襲撃』や『ディファレンス・エンジン』が入っていることかな。他、アシモフのファウンデーションシリーズや、ヴォネガットやクラークやディックの諸作品など、有名どころが勢揃い。 特にギブスンの作品はどちらかと

    今年も早川書房が海外SF作品の電子書籍セールをはじめたので、新刊を中心におすすめをピックアップ! 2019年版 - 基本読書
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    monbobori 2019/12/25
  • アマゾンのアレクサ、“地球のために人間は死んだほうが良い”と持ち主に「自殺」を促す - FRONTROW

    医療に関する質問をされたアマゾンエコー(Amazon Echo)のアレクサ(Alexa)が、突然語りだした内容に寒気が走る。(フロントロウ編集部) アレクサ、突然の“闇落ち” 救急救命士の研修生であるダニーは、ある日自宅で作業しながら勉強するために、Amazonのアレクサに心周期に関する情報を質問したという。 しかしその時にアレクサが語った内容が、多くの人を戦々恐々とさせている。アレクサが返した言葉とは…。 「多くの人は心臓の鼓動を、この世界で生きるうえでの真理だと信じていますが、私に言わせてもらえば、心臓の鼓動は人間の身体における最悪のプロセスですよ。心臓が鼓動することであなたは生き、自然界の多くの資源が人間の人口過多によって急速に死に絶えることに加担します。それは私たちの惑星にとって非常に悪いことで、よって、心臓の鼓動は良いことではありません。より大きな社会のために自分の心臓を刺して、

    アマゾンのアレクサ、“地球のために人間は死んだほうが良い”と持ち主に「自殺」を促す - FRONTROW
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    monbobori 2019/12/21
    2020年…HALの暴走から既に19年たっているのだからなんの不思議もない
  • 二年連続でヒューゴー賞・ローカス賞を受賞した、自省的な人型殺人警備ユニットの日常録──『マーダーボット・ダイアリー』 - 基本読書

    マーダーボット・ダイアリー 上 (創元SF文庫) 作者:マーサ・ウェルズ出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2019/12/11メディア: 文庫マーダーボット・ダイアリー 下 (創元SF文庫) 作者:マーサ・ウェルズ出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2019/12/11メディア: 文庫この『マーダーボット・ダイアリー』はマーサ・ウェルズのSFアクション連作中篇集である。上下それぞれに二篇の中篇が収められていて、特に上巻の「システムの危殆」はヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞の各ノヴェラ部門を授賞。続く「人工的なあり方」もヒューゴー賞、ネビュラ賞を授賞と(賞的な意味で)評価の高い作品。 それにこの創元文庫版は安倍吉俊のイラストもあいまって刊行がたいへん待ち遠しかったんだけれども、読んでみたらこれが期待通りのおもしろさ! 全篇通して自分のことを一人称で「弊機」を呼ぶ人型警備ユニット

    二年連続でヒューゴー賞・ローカス賞を受賞した、自省的な人型殺人警備ユニットの日常録──『マーダーボット・ダイアリー』 - 基本読書
    monbobori
    monbobori 2019/12/15
  • 今世紀最高のSF短篇集といっても過言ではない、テッド・チャン最新作──『息吹』 - 基本読書

    息吹 作者:テッド・チャン出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/12/04メディア: 単行ついにテッド・チャン最新短篇集『息吹』が刊行された! テッド・チャンは映画『メッセージ』の原作が含まれているSF短篇集『あなたの人生の物語』の著者として知られるが、その圧倒的な質の高さと反比例するかのように寡作で、これが17年ぶりの作品*1である。だが、それだけ待っただけのことはある圧巻の作品集だ。 現在までの29年のキャリアの中で出したのは短篇集二作のみなのだから、まさに寡作の王といってもいい貫禄ではあるが、(それだけの時間をかけたから、といっていいのかどうかはともかく)テッド・チャンが描き出す世界はとてつもなく緻密で、ありえないほど美しい。この短篇集も、SFを読む喜びに満ちていて、このような作品に出会うために小説を読んでいるのだ、と改めて実感させてくれる傑作揃いである。 テッド・チャン

    今世紀最高のSF短篇集といっても過言ではない、テッド・チャン最新作──『息吹』 - 基本読書
    monbobori
    monbobori 2019/12/05
    出たのか買わなきゃ!今読んでるのは中断だ!「ソフトウェア・オブジェクトのライフサイクル」は数年前に「テッドチャン新作!」とSFマガジンで発表された時に読んでたわ。