サンフランシスコ発--スタンフォード大学ロースクール教授であり、数々の有名な著書もあるLawrence Lessigは多くの人々を前に話をするのに慣れている。しかし、米国時間18日の夜、Lessigは全く新しいタイプの聴衆を前にしていた。 Lessigはバーチャルワールドの「Second Life」の中にいたのだ。自著「Free Culture」を宣伝し、政府の著作権の扱い方について彼がおかしいと考えることについて話をするためだ。 自分そっくりのアバター(実在する人物のネット上の姿)となったLessigは、法律や社会、そして技術に関する複雑な問題を、3Dデジタルの世界で質問を読んだり回答を打ち込んだりすることで話し合った。そこでは、現実の世界では得られないような自由があったとLessigは言う。 「その場に慣れるまで、少し時間がかかった」とLessigはCNET News.comに語った。
この解説文のβ版については、細々と続いている「ロージナ茶会」のメンバーの学生諸君および数人の友人・知人にチェックをお願いし、有益な指摘を多数いただきました。とても感謝感激です。ありがとうございました。もちろん、この文章中にある間違いや誤解は、私が責任を負うべきところです。 0 はじめに 11月の末のある日、職場のロッカーの中に分厚い書籍小包がはいってた。 山形浩生さんからの贈本でした。「ああ、 すこしまえから翻訳されてた The Future of Ideas が出たんだな」 と感謝しつつ梱包を解き、少しずつ読みはじめました。 大学で「現代社会と法律学」とか「情報法」とか教えている私は、 一年間の講義計画にそって講義を進めています。ちょうど11月末ころは、 不法行為法における損害賠償関連の話や、 刑事法分野におけるプライバシー関連の話をしているところで、『コモンズ』 が取り扱っている知的財
ここで質問が出てくる。こういう規制は意味があるのか、納得できるものなのか、ということ。著作権の規定は意味があるものなのか。 もちろん、意味があるところもある。つまり、営利目的の複製(*1)といった創作のコアとなる部分には著作権の規制が必要。例えば映画が自由に改変されてしまったら必要な資金を調達することができなくなる。そういう規制が必要な部分はある。 また派生物について考えるに、営利目的の派生物(*2)、これも著作権規定の対象となる。例えばジョン・グリシャムのような作家を考えてみる。小説を書いて非常に多くのお金を得ているわけだが、映画の権利を売ると言うことでもお金を手に入れている。グリシャムといった作家は、小説もあるが映画化という権利も売るわけである。したがって、こういった著作物の派生の権利も出てくる。 非営利の改変の作品(*4)について。スタートレックのファンがストーリーを話す、書いたりす
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