_ エンタープライジーなREST オライリーから私が監訳(という作業を初めて経験したわけですが、それは別の物語)した、『JavaによるRESTfulシステム構築』という本が近々出ます。 JavaによるRESTfulシステム構築(Bill Burke) この本は、実にいろいろな面からおもしろい。おもしろいので、オライリーの編集の方に翻訳して出版する価値もあれば意義もあるとお勧めしたわけで、当然、読むことをお勧めします。 さて、何がおもしろいのか。一端は後書きに書いたけど、当然、書ききれない点や後書きに書いてもしょうがない点とかは省略しているので、そのあたりを含めて紹介します。 1. 著者がBill Burke これはおもしろい。というのは、BillはJBoss野郎なのだ。当然、CORBAからのORPC男。当然EJB。もちろんEJB3。 なぜ、そのBillが『JavaによるRESTfulシステ
JavaによるRESTfulシステム構築 作者: Bill Burke,arton,菅野良二出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2010/08/23メディア: 大型本購入: 28人 クリック: 804回この商品を含むブログ (40件) を見る これ,本当にタイトル勿体無いなぁって思う本でした. いや,タイトルに偽りは無いんだけど,これだと REST に興味無い人は手に取らないだろうなぁと思って,それは凄く勿体無い内容なので,ホントみんな読むと良いと思う. 簡単に説明すると,Java で REST を扱うために JAX-RS という API があるんだけど( JSR311 ),そのエキスパートグループの一人であり,さらにその実装である RESTEasy の作者が書いている本です. で,この人は元々 SOAP とかのどちらかというと Fat な仕様大好きっこだったので,この本には色
といいつつ、ひとつだけ理解できないというか、納得できないところが。トランザクションのところがなんだかRESTっぽくないのがすごく気になる Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)(山本 陽平) - ただのにっき(2010-04-23) 「Web を支える技術」は自分もとてもいい本だと思う (教科書としてすばらしいし復習用としても読みやすいのでイイ) のですが、トランザクションの所だけは分かりづらいなと感じました。その原因は、atomic transaction で解決できる課題を例として使っているという点と、トランザクションと更新クエリのレイヤ分割がされていない、という2つの点によるものではないでしょうか。 HTTP 上でトランザクションを表現する必要があるケースのほとんどは、atomic transaction ではなく
先日書いた「こんなURI 設計、どう?」の続きです。 例:商品ブックマークサービス URI設計の例として、商品ブックマークサービスを対象に考えてみます。提供するおもなリソースは、以下の5つです。 リソース名 パンくずリストのイメージ トップレベルリソース トップ ユーザ登録画面リソース トップ>ユーザ登録 ユーザ別ブックマークリソース トップ>iwamotのブックマーク ブックマークリソース トップ>iwamotのブックマーク>Webを支える技術 商品リソース トップ>Webを支える技術 うち商品リソースについては、はてなブックマークのエントリページ(例:http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/)みたいなものとお考えください。商品ブックマークサービスでは、entry以下のURI断片の代わりに、Amazonの商品コード(ASIN)を用いることにします。
このブログ、1年近くご無沙汰していました。その間なにをやっていたかというと、実はずっと本を書いていました。『Webを支える技術 ── HTTP、URI、HTML、そしてREST』というなんとも挑戦的な題名の本です。技術評論社さんのWEB+DB PRESS Plusシリーズの11冊目で、来月発売される予定です。 Webを支える技術 ── HTTP、URI、HTML、そしてREST山本 陽平技術評論社 2010-04-08 この本は、WEB+DB PRESSで連載していた「RESTレシピ」という連載がベースになっています。実は連載が1年経ったくらいから、技評さんからは書籍化のオファーをもらっていました。ただ、その時点では書いた分量も少ないし、そもそも自分に雑誌記事とは比べ物にならないくらい分量のある本が書けるとは思っていなかったので、書籍ではなく連載継続という形でトータル2年間連載をしました。
Routes職人への道 (株)万葉 大場寧子 2010/02/28 @ TokyoRubyKaigi 03 このワークショップの目的 • Railsでは、URLとアクションを結びつける設定を config/routes.rb に記述します。 • Rails3では、以前のデフォルトであったマッピング /:controller/:action/:id が外されます。 • Railsできちんとしたアプリケーションを作るには、routes.rb をすらすら書けるスキルが大変重要です。 • routes.rb の書き方をよく理解していないと、思い描いたURLを実現できなかったり、メンテナンスしづらくなったりします。 そこで、このワークショップでは、皆さんにroutes.rbとお友達になってもらい、ストレスなく書ける基礎スキルを身につけてもらうこ とを目指します。現場で役立つ「routes職人」への第
([追記 date="翌日"]文言を少し改善し、注意を付け足したりしました。[/追記]) HTTPメソッド、URL、動詞(verb)に関して次の記事を書きました。 HTTPメソッドの正統的使い方と現実的対処法 HTTPメソッド、URL、そして標準化された動詞 訂正補足:HTTPメソッド、URL、そして標準化された動詞 問題点がほぼ明らかになり、全体の状況も見えてきたので、総括したいと思います。これで決定版にしたいのですが、実のところ、まだ考えが変わる可能性は否定できません。現時点では、以下に記述する案が最善だと思っていますがね。 内容: 用語の注意 事の発端,事の成り行き URLの意味と用途を分類する リソース種別ごとに動詞を考える さらにリソース種別ごとに動詞を考える GETに乗せるか、POSTに乗せるか インターフェースとしてのリソース種別と動詞 リソースとクラス 用語の注意 HTTP
これからstruts1に成り代わってがんばってほしい。 最近、2.0.6から2.0.8にバージョンアップしたようだ。 リリースノートを追うと、 Restful2ActionMapperなるものを発見。まだ実験らしいが、Restfulが使える。嬉しいかも。 Restfulとは、Representational State Transferの略らしく、要はHTTPのメソッド(GET, POST, PUT, DELETE)に、struts2でいうアクションクラスのメソッドに対応付けるもの。(すごく適当ですが) 以下を見てもらえればイメージが湧くと思います。 GET: /movie => method="index" GET: /movie/Thrillers => method="view", id="Thrillers" GET: /movie/Thrillers!edit => method
「最小抽象ファイルシステムの仕様案 その2」 に書いたように、ファイルシステムAPIとHTTPを関係付けようとしてます。そこで、id:yoheiさん監訳の『RESTful Webサービス』を拾い読みしてみました*1。 RESTful Webサービス 作者: Leonard Richardson,Sam Ruby,山本陽平,株式会社クイープ出版社/メーカー: オライリー・ジャパン発売日: 2007/12/21メディア: 単行本購入: 25人 クリック: 842回この商品を含むブログ (168件) を見る それで知ったり考えたりしたことを以下に書きます。 HTTPクライアントとしてブラウザを使うときの問題点 HTTPメソッドの本来の意味/使い方は次のようらしいです。 HTTPメソッド 意味/使い方 GET リソース(の表現)を取得する PUT 新しいリソースを作る/既存リリースを上書き変更する
前回の記事「RESTクライアントが知っているべきこと」に、id:nsiena さんからトラックバックをいただきました。 RESTful API の後方互換性 - Siena.の日記 斜め上の応答になってしまうかもしれませんが、思ったことを書いてみます。 API変更の性格分類とサーバがとりうる対策 まず、APIがどのように変更されるか分類し、サーバが取りうる対策をまとめてみましょう。 API変更の性格 サーバがとりうる対策(概要のみ) リソースのURIが変わる ステータスコードで「301 Moved Permanently」を返し、Locationヘッダで新規URIを返す。 リソースのメディアタイプが変わる Content-Typeヘッダで適切なメディアタイプを返す。リクエストのAcceptヘッダによっては、ステータスコードで「406 Not Acceptable」を返さなければならないかも
Rails導入の背景 永らくOpenPNEベースで開発を続けていたLang-8ですが、以下のような課題を抱え続けていました。 生産性が低い → フレームワークの力を借りて生産性を上げたい ページのAjax化に一苦労 → Ajax対応フレームワークでJS周りの開発効率を上げたい デバッグがやりにくい → テスト駆動開発を低コストで導入したい もうそろそろ、何かフレームワークを導入するべきだろうと。 スケールするの? フレームワークを選定する上では、DB周りがスケールするかどうかを最重要視しました。 たとえばRailsのO/RマッパであるActiveRecordは単一DBを前提にしており、スケールさせることが難しいらしい、なんて話を聞きます。メインのDBをActiveRecordで構築しなおすのはいやだなー、と。データ移行の手間もあるし。。。SNSにとってボトルネックは常にDBなので、サイトの
リソースの抽出 何を基準としてリソースとすべきか アプリケーションにとって重要なもの クライアントがリンクしたいと思うもの 芸術作品 情報 物理オブジェクト 概念 ... リソースの表現 Web サービスはリソースをどのように表現するべきか URI をリソースの名前として割り当てる リソースの名前は少なくすべき 同一リソースを表す URI が多すぎるのは良くない リソースには直接アクセス出来ない 静的なサイトではリソースはファイル (HTMLファイルとか) データベースの行、物理オブジェクト、概念などもリソースだったりする
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
先週11日に見た記事ですが、WOAという言葉に馴染みが無いせいか英語力の無さなのかイマイチぴんとこない。 12日に聞こうと思ってたんだけど。 12 Things You Should Know About REST Web Services and WOA 1.REST posits an interconnected information ecosystem, not an isolated set of point Web services. 1.RESTはWebサービスの相互接続に使うべきものであって、単独のWebサービスに使うものではない。 2.A focus on Design for Consumption instead of Design for Integration. 2.RESTは統合のためのデザインではなく、リソースを表現するデザインに注目すべき。 3.REST
About ricollab "Web Tech Blog" は、株式会社リコー 研究開発部門が運営管理を行っています。 ホーム このブログについて 最近の投稿 はてなダイアリー AtomPub レビュー: その1 実装編 proxy 認証の通し方まとめ ペルソナ/シナリオ法セミナーに参加してきました MogileFS のために MySQL の NDB Cluster を動かす MogileFS を Ruby の mogilefs-client から触ってみた CouchDB について Erlang 分散システム勉強会で紹介してきました MogileFS を Feodra7 on coLinux に yum で入れてみた 仮想化の使い道 RESTful Web サービス読書会 WEB+DB PRESS Vol. 44 私のお気に入り(キーボード:日野原編) RESTアーキテクチャスタイル入
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