大学受験生の多くは高校生や予備校生です。この場合、「1冊目の単語集」に選択の余地がない場合がほとんどです。小テストによる縛りが発生することが普通です。小テストがしやすい単語集はリスト型配列のものです。解説の多い読み物型の単語集では一問一答型の小テストが作りにくいのです。 こうして「買わされた」単語集を手にしたときにやるべきことは2つです。 全体に目を通して、すでに知っている単語は蛍光ラインマーカーでマークする。 辞書を引きながら暗記する上で必要な語法知識を書き込む。 1.は、実は持田が浪人していた1990年代前半に、当時の駿台の英語科主任でいらっしゃった高橋善昭先生が推奨していた方法です。これは単語集を確認用に使う方法ですが、単語集で覚える場合にも「おろしたて」の時には一度やっておくべきです。 2.は暗記した知識を活用できるようにするために必要な作業です。この方法については以前詳しく書いて
