台湾の大手スマートフォンメーカーHTCは、同社所有の特許をAppleが侵害したとしてAppleのiPhone、iPad、iPodの米国内の販売停止を求めて米国際貿易委員会(ITC)に提訴したと発表した。3月にAppleが同社の特許侵害を理由にHTCを提訴したことに対する逆提訴。関連製品の販売停止を要求することは、特許侵害訴訟ではよくある話だ。 New York Timesが入手した今回の訴状によると、HTCが所有する「スマートフォンの電源制御」や「メモリーへの簡単アクセスを利用したダイアラー」「電子ポータブルデバイスの電源管理手法」など5つの特許をAppleが侵害したという。 HTCはGoogleの基本ソフトAndroidを搭載するAndroidケーターメーカーの最大手で、Appleが3月にHTCを提訴したのは、Androidケータイの売れ行きが好調でAppleのiPhoneにとっての脅威
