中部地盤の書店チェーン、三洋堂ホールディングス(HD)は「三洋堂書店」の全店で深夜や早朝の無人営業に乗り出す。現在7店舗で導入している顔認証を使った入店システムを、早ければ3年後に約70店すべてに広げる。一部では24時間営業も取り入れ、人件費を抑えながら販売機会を増やす。構造不況に直面する書店の新たな運営スタイルとして定着させる。無人営業の時間帯は店舗の自動ドアが施錠されており、客はドアに設置
休日に暇だったので、図書館行って東京商工リサーチのデータベースで神保町にある東京堂書店のデータを見てみたら、トーハンが25%株持っていた。歴史的には東京堂の株をずっと持っていたようだが、2011年に東京堂と東京堂書店が合併したらしく、その頃からパワーバランスが変わったのかなと思ったりした(多分、東京堂の不動産賃貸収入を東京堂書店の赤字で節税しやすくした)。トーハンは、2013年にはブックファーストの全株、2016年には八重洲ブックセンターの株を49%取得している。2023年には丸善ジュンク堂書店も裏側のシステムをトーハンに合わせた。結果として、今の日本で大型書店に行こうとすると、紀伊國屋書店か三省堂書店(現在本店は改装中)等々を除き、トーハンの影響圏のなかでしか選択肢がないようだ。 個人的には、東京堂書店の株主のデータを見て、少し納得感があった。というのも、八重洲ブックセンターにトーハンが
書泉グランデ | 神保町 @shosengnd 【鈍器入荷】 『物語要素事典』 (神山重彦/国書刊行会) 文学、映画、演劇、落語、昔話、神話、マンガ、都市伝説――あらゆる物語の核心を照らし出す無類の大事典。 ウラジミール・プロップもツヴェタン・トドロフも吃驚だ! 28600円! この内容で…や、安い!!! あと重い。 1Fにて #神保町 pic.x.com/YHsAZ5O5wy 2024-10-30 14:07:05 書泉グランデ | 神保町 @shosengnd 書泉グランデ(神保町)の公式アカウントです。 アタマオカシイ本屋。全天候対応 屋内型アミューズメント本屋。書泉オンラインショップ: shosen.tokyo 書泉オンライン楽天市場 店: rakuten.co.jp/shosen/ shosen.co.jp
書店が今、大ピンチに陥っている。インターネット、スマホ、SNSなど、デジタルの荒波が押し寄せ、地元に愛されてきた「街の本屋さん」が次から次へと閉店している。何が起きているのか。そして、活路はないのか。書店チェーンと出版業界紙のトップに尋ねた。 デジタルに食われ続ける 雑誌市場はピーク比7割減 まずはデータだ。日本出版インフラセンターによると、書店の2023年度の総店舗数は全国1万918店で、10年前の1万5602店から3割以上減った。23年度の閉店数は614で新規開店は92と、減少に歯止めはかかっていない。「書店のない市区町村」が24年8月末時点で全国の27.9%に及ぶという、一般財団法人・出版文化産業振興財団(JPIC)の調査もある。 書店激減の背景には、売り上げ不振がある。出版科学研究所によると、日本で紙の出版物(本と雑誌)の売り上げは1996年に2兆6564億円とピークに達し、そこか
~ 全国261社「書店」業績動向調査 ~ 「活字離れ」が言われて久しい。本屋さんの倒産、廃業が高止まりし、業績確保に苦慮している。 全国の主な書店261社の2023年度の売上高合計は6,385億1,000万円(前期比2.1%減)で、利益合計は17億9,800万円の赤字(前期は24億2,600万円の赤字)と3期連続で赤字だったことがわかった。 増収企業は全体の4分の1の67社(構成比25.6%)にとどまり、赤字企業は75社(同28.7%)だった。コロナ禍でおうち時間が増えたが、書店の売上は落ち込みが続き、雇用調整助成金などの支援を受けながらも2021年度から3期連続で赤字を計上、顧客を呼び戻す戦略が求められる。 東京商工リサーチ(TSR)は、書店を運営する全国261社を対象に業績動向を調査した。売上高100億円以上は17社(構成比6.5%)と1割に満たない一方、5億円未満は181社(同69.
このたび、本の仕入・販売を中心に、日中の店頭業務の全般を担当していただく方を、新たに募集することにしました。 新刊書店でありながら、毎日トークイベントを開催したり、ビールを提供したりしている私たちの店は、一見して節操がないように感じられるかもしれません。ですがそれらの営みはすべて、あくまで本屋として本を売るため、売り続けられる場づくりのために行っていることだと考え、私たちは取り組んでいます。中心はあくまで本にあります。よってこのたび採用する方には、この店のあらゆる営みとかかわる、もっとも大切な部分を担っていただくことになります。これはそのような、大切な求人です。 本屋を一周することは、まるで世界を一周することのようだと、私たちは考えています。一冊一冊の中に異なる世界が広がっていて、私たちはその凝縮された物体を並べることで、たとえ小さな店であっても、どれだけでも広い世界を表現することができま
街の書店が次々と姿を消しており、その流れが止まらない。最近は、新聞・テレビでも大きく取り上げられるようになったが、閉店のペースはこのところむしろ加速しているように見える。毎月、多くの書店の閉店のお知らせがSNSでなされており、かなり深刻な状況といえる。 マンモス大学・早大前の書店が閉店という衝撃 この9月16日にも、文禄堂早稲田店が閉店した。早稲田大学正門そばの書店で、マスコミ志望者の多い早大学生は、以前は、私の編集する『マスコミ就職読本』や月刊『創』(つくる)の大きなお客で、発売されると大きく店頭展開していただいたものだ(以前は「あゆみブックス」という名称だった。 衝撃というのは、書店の苦境が叫ばれる現状でも、学生が出入りするこういう書店は生き残る可能だと思っていたからだ、閉店の報に驚いて8月にお店を訪れた時にそう話すと、昨年赴任したという女性店員(店長代理とのことだった)が「私もそう思
山田邦和 @fzk06736 今朝のNHK「あさイチ」に疑問。「新しい書店の試み」として、書店内にカフェを作って、客が自由に本を読みながらお茶や軽食をとれるようにしている、というのを称賛している。しかし、根本的なところで間違っていると思う。書店に並んでいる本は、原則として書店の所有物ではないのです。⇨ 2024-09-19 08:59:31 山田邦和 @fzk06736 ⇨では書店に並んでいる本は誰のものかというと、出版社のもの。書店は、出版社からその本を「借りて」売っている。だから、売れ残ったら出版社に返品できる。出版社にしたら、立ち読みくらいは慣例的に目をつぶるにしても、サンドイッチをつまんで汚れた手で本を触られてそれを返品されたら困る。⇨ 2024-09-19 09:02:28 山田邦和 @fzk06736 ⇨ただ、書店の中には出版社から「買い取り」をしてそれを販売しているところも、
最近また、本を作ったので販売して欲しいという問い合わせをよくいただきます。オンデマンド印刷などで個人でも手軽に製本ができるサービスもあり、ZINEや文フリなどの潮流も手伝い、作りたい方、売りたい方が増えていると思います。独立系書店として、そんな方々への情報提供として書きます。 — 冒険研究所書店 (@bokenbooks) August 25, 2024 最近また、本を作ったので販売して欲しいという問い合わせをよくいただきます。オンデマンド印刷などで個人でも手軽に製本ができるサービスもあり、ZINEや文フリなどの潮流も手伝い、作りたい方、売りたい方が増えていると思います。独立系書店として、そんな方々への情報提供として書きます。 書店のサイトからのお問い合わせメールで「こんな本を作りました、販売してもらえませんか」というご連絡をよくいただきますが、正直に言うとその情報だけで「置く」という判断
三行でまとめると一般流通の客注と即配サービスがある。即配サービスは手数料がかかるがやる気がある書店では即配を使う書店側が常日頃やらかしていると、客注扱いであろうと時間がかかったり入荷しない場合がある。書店を残す必要があると思うなら、趣味的に維持されている問題のある書店より、地元にある最寄りの書店をしっかり使って支援しよう 補足を書いた皆さん興味を持って頂いてありがとうございます。もう少し補足を書きました。 anond:20240817175710 客注の方法書店から取次を通し、お客さんが取り寄せを依頼した本を注文するのにはートは2ルートある。それぞれの特徴として紹介しよう。 一般の書籍注文で「客注」と指定して発注・入荷依頼する メリット:原価・手数料が安い。通常の入荷と変わらない金額で入荷できる。デメリット:普通の集配送と同じルートを通ってくるので、取次の配送ルートでは1~2週間以上はかか
8月10日土曜日、とうとう危惧していたことが、現実になってしまった。 一人のお客様が、レジのところに来られ、 「先月7月29日に、お願いしていた本、入ってますか?」と言って尋ねて来られたのだ。 注文帳をめくると、7月29日の欄に「正体」染井為人著・光文社発刊 1冊と、スタッフTの字で書かれていた。光文社さんから取次への搬入日は、「7/31」と書かれている。 7/31から、今日8/10となると、取次で10日も止まっていることになる。 8/6 か、7日の時点で、本屋として、取次へ、未入荷の連絡するなりのチェックを、していれば、何とか間に合わすことができたのかも知れない。 その後のお客様とのやりとりは、こうだ。 お客様 「こちらのスタッフさんが、一週間ぐらいで入ると言ったから注文したのに...、入らないのなら最初からそう言って下されば......。」 店主 「いえいえ、7/31取次搬入なら、遅
雑誌(コミック含む)市場の売り上げは、ピーク期の1万5633億円に比べて30.7%の4795億円まで激減した。書店の消滅はもう避けられないのか。『2028年 街から書店が消える日 本屋再生!識者30人からのメッセージ』(プレジデント社)を出した中小企業診断士の小島俊一さんが解説する――。 書店業は産業構造として成立していない トーハンの執行役員、明屋はるや書店の社長を務めた私が多方に取材して行き着いた出版界の課題は、「利幅の薄さ」「物流の硬直性」「教育の不在」の3点に尽きます。 街の書店は危機に瀕していて、その数は7000軒を切りピーク時の半分以下になり、地方自治体の4分の1には書店が無くなりました。それは何故なのか? 解決の方策はあるのか? 街の書店の現状と課題についてお伝えしようと思います。 書店業は産業構造として成立していません。どんな業種も粗利益の範囲内にコストが収まらないと赤字に
吉田隆一/SF音楽家 @hi_doi 新刊書店だが店内全ての本が褪色して、背表紙のタイトルが全く読めない本も多い。『白鳥麗子でございます!』は「しらとり れいこ」の小文字ルビしか残ってなかったりとか。 和田慎二『ピグマリオ』数冊、わかつきめぐみ『So What?』2巻のみなど、全て背表紙読めないレベルの褪色&埃まみれの新刊です。 2024-07-24 15:47:49 吉田隆一/SF音楽家 @hi_doi バリトンサックス奏者/一般社団法人日本SF作家クラブ・第5期理事/谷甲州『航空宇宙軍史・完全版』巻末解説担当/「変な音を出させたら日本一」(by菊地成孔)/巴マミ/ほむマミ/マミ杏/小笠原晴香/安斎千代美/日常/ヤマノススメ/ヘッダーは西島大介:画『メビウス戦記』 bloc.jp/sincerely_musi…
全国の4分の1の自治体には書店がない 書店が消えてゆく現状を嘆く声を聞きます。全国の書店数はピーク時の半分になり、2022年9月時点で全国の1741地方自治体の中で26%にあたる456市町村は書店がありません。 この原因を訳知り顔で解説する記事を散見しますが、どれも「群盲象を評す」の感があります。「出版社に原因がある」「本屋に責任がある」「取次が悪い」「読者の活字離れ」、それぞれ少しずつ当たっていても一面的です。本屋が消えつつある理由は、そんなに単純なものではないのでしょう。 現状を詳しく見てゆきましょう。紙の出版物の売り上げは1996年の2兆6564億円をピークに下がり続け、2022年はその半分の1兆1292億円になっていて、書店の数もピーク時の2万5000店から2022年には半分以下の1万1000店(売り場を構える図書カードリーダー設置店は7530店)までにも減ってしまっています。
6月末での休業が決まった「長崎次郎書店」=熊本市中央区で2024年4月18日午後1時18分、中里顕撮影 明治創業の「長崎次郎書店」(熊本市中央区)が6月末をもって休業する。森鷗外や夏目漱石ら文豪との縁も伝わる九州屈指の老舗書店も、まちの書店を取り巻く厳しい状況からは逃れられなかった。2016年の熊本地震も乗り越え、150年間引き継がれたのれんが間もなく下ろされる。 創業は1874(明治7)年。当時から九州ゆかりの文豪と縁があったとみられ、陸軍第12師団の軍医部長として小倉(現北九州市)に赴任した鷗外の「小倉日記」には「書肆(しょし)(書店)の主人長崎次郎を訪ふ」との記述がある。旧制第五高校(現熊本大)で教べんを執った漱石や、前身の旧制第五高等中学校の英語教師だった小泉八雲も訪れたといわれる。 現在の建物は木造2階建てで、外壁をレンガで固めた和洋折衷の造り。東京・丸の内の赤レンガオフィス街な
Sunmark Web 「BOOK TALK」は、サンマーク出版のPR戦略室で働く新井俊晴と杉本耕亮が、「本の世界」で働く人たちの奮闘記をお届けする対談記事です! 突然ですが、サンマーク出版は現在「営業職」の募集を行っております!https://tenshoku.mynavi.jp/jobinfo-351562-1-2-1/ 出版社といえば「編集者が主役」というイメージですが、実は「営業部」は出版社の心臓部分。どんなに素晴らしくて役に立つ本も、必要としてくれる人の手に届いてこそです。そんな「届け手」となって、一緒に「出版業界」と「サンマーク出版」の未来をつくってくれる方をお待ちしております! 「でも、出版社の営業って何をするの?」 「業界経験がないと難しいでしょ?」 というお声もチラホラ・・・。 けっしてそんなことはありません!私たちが大事にしている「考え方」に共鳴してくださり、「未来をつ
白雨 蒼/ライトノベル作家の端くれ @Aoi_Shirasame 書店員兼ライトノベル作家のはしくれ。スチームパンクとサイバーパンクの道を順調に闊歩しつつある今日この頃。 電撃の新文芸にて『英国幻想蒸気譚』シリーズ発売中。新刊・新作、出したいですね……。 https://t.co/GjsG4UeRXn 白雨 蒼/ライトノベル作家の端くれ @Aoi_Shirasame 本屋勤めて長いけど、未だに図書券出してくるお客様たち、マジで何処から取り出してくるの? もう20年近く前に生産終了した骨董品よ? めっちゃ保存状態良いのばっかで毎回「お前……まだ残存しとるのか……」って驚くわ。 2024-05-13 22:20:13
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