(資料提供/吉田信啓)山口県下関市彦島・杉田丘陵の“ナゾの絵文字岩”。「先祖代々から子孫が生まれ、武力を振るって都を造り、ここに戦いの日の神の加護をもって王国を築き君臨する(以下略)と解釈できるという 「縄文時代、日本に文字などの高度な文明はなかった」 学会を支配し、学校でも当たり前に教えられるこの通説に、人生をかけて立ち向かう元高校教師がいる。「日本ペトログラフ協会」会長の吉田信啓氏(73歳)である。 ギリシャ語で「ペトロ」は岩石、「グラフ」は文字や文様のこと。つまり、ペトログラフとは岩石に刻まれている文字や文様を意味する。吉田氏によれば、北九州市門司地区を中心に九州各地で発見されているペトログラフが、日本の歴史をガラリと書き換える“証拠”になるというのだ。 「人類は、先史時代から文字や文様を想像し、木や皮、岩石に刻みました。その中で、風化や腐食に耐えうる岩石に刻まれたものだけが世界中に