中国出張のついでに、本屋を覗いてみた。 行ってみたのは、上海の某地下鉄駅構内にある書店。 といっても小さなものではなく、日本で言えば有隣堂とか文教堂程度の、割と大型の書店だ。 店に入ってまず眼に入るのは、入り口で平積みになっている新刊書たち。 中国語は読めないのだが、漢字なので一部のタイトルはなんとなく分かる。 「中国国民党史」「思想文化随筆」「西方現代思想史」といった本が並んでいる。 「孤独的大多数」というのは、個人がばらばらになって孤立化していく現代大衆社会の問題を扱ったものだろうか。 一冊だけ尖閣関係の本が見えているが、「釣魚島列島の歴史と法理研究」というタイトルからして、かなり学術的な本らしい。 こちらは入り口正面の棚。 右下の「粮民」というのは、この本のことだろう。中国農村の貧困問題に関する本だ。 ここは社会問題を扱った本やルポルタージュの棚だろうか。 日本関係書のコーナーもあっ