福島県石川町のJR水郡線磐城石川駅で6日午後8時半ごろ、駅員(53)が過って駅舎出入り口のドアを施錠し帰宅したため、乗客約30人が15分間、駅構内から出られなくなるトラブルがあった。 JR東日本によると、郡山発磐城石川行き上り普通列車が終点の同駅に到着し、乗客が駅から出ようとした際、2カ所のドアが閉まっていたという。乗客が運転士に「駅から出られない」と状況を説明し、運転士が案内した関係者出入り口から外に出た。 同駅は駅員1人が日勤のみの勤務となっており、午後7時半に帰宅する際にはドアの施錠はしないことになっている。JRによると、駅員は考え事をしていて鍵をかけてしまったと話しているという。