DDD難民に捧げる Domain-Driven Designのエッセンス 第2回 DDDの基礎と実践 株式会社オージス総研 アドバンストモデリングソリューション部 佐藤 匡剛 Domain-Driven Design Tackling Complexity in the Heart of Software Eric Evans 著 Addison-Wesley, 59.99ドル 560ページ ISBN: 0-321-12521-5 本連載は、全3回の予定でEric Evansの書籍『Domain-Driven Design』(以降DDD)を紹介しています。前回はDDDの概要を説明し、第I部「Putting the Domain Model to Work」からDDDの基本原則となる3つのパターンを紹介しました。今回は続く第II部と第III部から、(アンチパターンを1つ含む)16のDDDパタ
"Beautiful Develpment"(10/27 DevLOVE)の講演資料と原稿 はじめに 本日(10/27)、DevLOVE様主催で、"Beautiful Develoment"と題されたイベントが開催されました。これは「ドメイン駆動設計("DDD:Domain-Driven Design")」を題材に、入門から実践までを語り尽くすというコンセプトのものです。このイベントにおける講演のトップバッターとして、ドメイン駆動設計の根底にある基本的な考え方についてお話しさせて頂きましたので、講演資料と原稿を公開いたします*1。 スライドはこちら アジェンダは以下の通りです。 導入 オブジェクトとは? モデルとは? ドメイン駆動設計とは? まずは、ドメイン駆動設計のベースとなっている、「オブジェクト指向」や「モデル」について整理した上で、実際にドメイン駆動設計とはどういうものかを見ていき
エバンスは、去年3月のプレゼンテーション What I've learned about DDD since the book で、Domain-Driven Design(DDD)の14章の Bounded Context パターン、Context Map パターン、15章の Core Domain パターンは、DDD の基本コンセプトとして、3章とか、もっと最初に書くべきだった、というようなことを言っています。 このエバンスの発言は、個人的には「何をいまさら」というのが私の正直な気持ちだった。 だって、開発プロジェクトのスタートでは、「コンテキスト図」を書いて、システムを取り巻く環境や、システムの基本目的を明らかにするのが、あたりまえだから。 コンテキスト図を描き始めたきっかけ もっとも、自分たちのプロジェクトでは、私以外のメンバーは、一年前までは「コンテキスト図」なんて言葉も知らなか
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