企業が新規事業を創り出す為にはどうすれば良いでしょうか。それまでの延長上にない事業を創り出すためには、それまでの延長上でない形が必要なはずです。その一つの取り組みが「社内ベンチャー」でしょう。 社内ベンチャーとは、既に事業をもっている大企業の中で、新規事業創造を目的に独立した事業部隊として作られる組織のことです。法人登記をしていないため、法人格をもった会社ではありません。 「Soup Stock Tokyo」が、三菱商事の社内ベンチャーから始まったことをご存知の方も多いでしょう。以下の本に詳しく書かれており、私も読みましたが、とても興味深い内容でした。 私たちの会社ソニックガーデンも、元々は大企業の社内ベンチャーとしてスタートして、今は買い取って完全に独立した会社にさせてもらっています。社内ベンチャーをしていた期間は2年間でしたが、そこでは非常に沢山のことを学ばせてもらいました。 ただ、私
September 2012 A startup is a company designed to grow fast. Being newly founded does not in itself make a company a startup. Nor is it necessary for a startup to work on technology, or take venture funding, or have some sort of "exit." The only essential thing is growth. Everything else we associate with startups follows from growth. If you want to start one it's important to understand that. Sta
いきなりだが、皆さんはテクノラティ (Technorati) をご存知だろうか?恐らくほとんどの人が知らない、もしくは「なんかそんなサービスあったなー」というぐらいの反応だと思う。 その昔、2005年頃 (そんな昔ではないが) にブログ1.0と呼ばれる時代があった。 ブログが一般的に普及しはじめた頃の事を言う。その当時は現在の様にTwitterやFacebookなどのソーシャルメディアがあまり普及しておらず、ゆえにブログがネットを介しての自己表現や情報収集に際して唯一無二の存在であった。 その一方で、急激に増加するコンテンツの中から自分が読みたい記事を見つけるのは難しかった。現在でこそ、まとめサイトやソーシャルブックマーキング等を利用してブログ記事のカテゴリーごとの整理や検索が容易である、 しかし、その当時はブログに対する検索エンジンの精度も低く、ユーザーにとっては日々新しく公開されるコン
「スタートアップという単語をよく聞くのですが、ベンチャー企業のことですか?」と尋ねられることが多い。まだ日本ではスタートアップの本来の意味がイマイチ浸透していない。 純粋に新しく出来た会社をスタートアップと呼ぶべきか?それとも、理論的に設立6年以内で従業員50人以下の比較的歴史の浅く、小規模な会社を総称するのが良いのか? もしそうであれば、その場合は恐らく日本語でいうところの”ベンチャー企業”とほぼ同じ定義のように思われる。 しかし、実はアメリカで”Startup”と呼ばれるかどうかは、会社の設立年数や規模はあまり関係ない。 どんなことをやっているかや、どんなチームで構成されているかを中心に、存在目的や組織の構成、成長スピード、収益方法、目指すゴール等の内容において一部の特殊なタイプのものをスタートアップ (Startup) と呼ぶ。 それ以外の新しい、もしくは小さな会社は単純に中小企業
「恐怖」を知ること 35歳が目前に迫りつつある中、ぼちぼちスピリチュアルなことも書いていこうかと思う今日この頃です。 これまで十数年、小さな会社やフリーランス、大企業(はすぐ辞めたけど)を渡り歩いてきて改めてベンチャーの面白さを実感しています。 様々な要素がありますが、その最たる物は「エンジニアが会社の命運を握っている」という紛れもない事実です。自社でプロダクトを開発しているベンチャーにおいて、どんなに立派な経営理念やビジネスモデルも動かないシステムの前ではクソの役にも立ちません。 そして、それはそのままエンジニアの過ちが会社を危機に陥れるリスクを意味します。言ってしまえば「ワンクリックデプロイ」が「ワンクリック倒産」へと直結するかもしれないのです。省力化そのものは目指すべきですが、自分の行為が内包するリスクは忘れてはならないのです。 「何か」が起きてしまった時に上長の責任だ、確認ミスだと
システムをリリースして無事運用に乗った後も、様々な要因によりシステムを拡張する必要が出てきます。今回は、システム拡張の要因、及び基本的なシステム拡張の方法を具体例を挙げつつ説明していきます。 初めに これまで4回に渡り、インフラ運用に関する入門的な記事を書いてきました。それらの内容を実施して、システムが安定運用に乗ってきたと仮定します。業務系のシステムであれば、そこでインフラ担当の仕事は大体終わりとなり、オペレーターなどに主要な業務を引き継ぐことになると思います。それに対してRettyのようなWebサービスの場合は、システムが軌道に乗った後も継続的なシステム拡張が発生することが一般的です。 本記事では、まずどのような事をきっかけ・要因としてシステム拡張が必要になるのかについて説明します。次に、Rettyのシステム構成を簡単に説明し、システム拡張が必要となる各種要因に対して、どのような方針で
By striatic スタートアップは立ち上げるのも大変ですが、事業を続けて成功させるのはさらに困難です。そこで、スタートアップを継続するのに役立つ「毎月自身に問いかけるべき10の質問」をA Smart Beaがまとめています。 Startup Therapy: Ten questions to ask yourself every month by @ASmartBear http://blog.asmartbear.com/startup-business-plan.html ◆01:自分の商品は何を行い、誰が商品を買うのか? By Marco Bellucci ◆02:自分の商品を購入する人は、なぜその商品を買うのか? By PressReleaseFinder もし「01」や「02」の質問にハッキリと答えることができたならば、何か証拠があるのかないのかを問いかけます。つまり、Tw
米国サンフランシスコに拠点を置くbtraxは2月9日、サンフランシスコにて開催されるスタートアップ向けピッチイベント「SF Japan Night」のセミファイナルを東京にて開催した。登壇したスタートアップ15社のうち6社が、サンフランシスコで開催される決勝戦に進出した。 btraxが手がけるSF Japan Nightは、サンフランシスコやシリコンバレーのメディア、ベンチャーキャピタル、起業家などが集う場で、日本のスタートアップがプレゼンテーションをする。btraxではこのベントを通じて、日本のスタートアップの西海岸進出を支援している。イベントは、プレゼン、質疑応答など全編英語でなされる。これまでに、オンラインコラボレーションツール「Cacoo」を手掛けるヌーラボや、クラウドソーシング型翻訳サービス「Gengo」を手掛けるGengoなどがこの場でプレゼンをした。 今回で5回目の開催となる
インターネットを利用して様々な課目を習得する「eラーニング」は、10年以上前から活発化している。すでに大きな利益を出しているサイトも少なくない。 ネット業界では長年、教育分野こそが最大にして最後の宝の山であるとの見方があった。そうしたなか、昨年から急成長を遂げている教育オンラインのサイトがある。 世界196カ国から230万人以上が参加 「コーセラ(Coursera)」だ。すでに日本のメディアでも取り上げられているが、あえてその伸張ぶりに注目してみたい。 2012年4月のサイト起ち上げ以来、今月14日現在参加者は世界196カ国から230万人を超えた。参加者がスタートから4カ月で100万人を突破したペースは、フェイスブックやツイッターを超えている。なにしろ現在でも1週間に7万人の新規参加者が加わっている。 コーセラとはいったいどんなオンライン企業なのか。そして急伸する理由と今後の課題は何なのか
「なぜベンチャー企業は挫折するのか? それは経営の勉強をしないからだ」――12月11~12日に開催された経営者向け招待制イベント「Infinity Ventures Summit(IVS)2012 Fall Kyoto」。2日目にはビジネス・ブレイクスルー代表取締役社長でビジネス・ブレイクスルー大学学長の大前研一氏が登壇。「グローバルで成功する経営者になるための条件」をテーマに講演を行った。 大前氏は、企業が「挫折」をする7つの理由について語る。まず1つめは「経営の勉強をしないで事業がうまくいくと『俺は経営者だ』と思ってしまこと」だ。経営を学ばないまま製品やサービスがヒットしても、「言ってみれば『目をつぶって打ったところがホームランになっちゃった』というものだ」(大前氏)という。 大前氏はマッキンゼー出身のディー・エヌ・エー(DeNA)創業者の南場智子氏やエムスリーの代表取締役社長の谷村格
新事業を中心に、日米の大企業・ベンチャー・投資家等のアドバイザーを務める。多摩大学(MBA)客員教授。Net Service Ventures、500 Startups、Founder Institute、始動Next Innovator、福岡県他の起業家メンター。BCG東京、米CSC、CSK/セガ・グループ大川会長付、投資育成会社General Atlantic日本代表などを経て、現在に至る。「エコシステム・マーケティング」など著書多数。訳書に『ザッポス伝説』(ダイヤモンド社))、連載に「インキュベーションの虚と実」「垣根を超える力」などがある。 インキュベーションの虚と実 今、アメリカでは“スタートアップ”と呼ばれる、ベンチャー企業が次々と生まれている。なぜなら、そうした勢いある起業家たちを育てる土壌が整っており、インキュベーターも多く、なにより、チャレンジを支援する仕組みが存在するか
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