はじめに 前回はなぜバックアップが必要なのかを説明しました。今回は実際にBaculaをさわってみて、バックアップとリストアを試してみましょう。 用意するのは、CentOS7.2の入ったサーバ1台です。仮想環境でも問題ありません。 前回の最後で書いた通り、今後の連載では以下の内容を扱います。 第2回 Baculaでバックアップをしてみよう 第3回 GUIツールBaculumを使ってバックアップを簡単にする 第4回 Baculaを使いやすくするための設定値解説 第5回 LinuxだけじゃないWindowsのファイルもバックアップ 第6回 忘れてはいけないリストアの手法 第7回 Baculaをもっと活用しよう(Bacula Enterpriseでできること) 上記で使用する環境をすべて作成すると、以下の図のようなシステムができあがることになります(もちろん全部作成しなくてもかまいません)。