カンクン (Cancún) は、メキシコ合衆国の南東部、カリブ海沿岸のキンタナ・ロー州にある都市の名前。マヤ語で"カン"は蛇、"クン"は巣、すなわち蛇の巣という意味である。メキシコを代表するリゾート地の一つで、海沿いにはリゾートホテルが濫立する。カンクンから南の海岸沿いにもリビエラ・マヤ(英語版)と呼ばれるリゾート地が続いている。 リゾートホテル群 メキシコ南東部のカリブ海沿岸、ユカタン半島の先端に位置する観光都市で、メキシコ最東端部に位置している。1970年の時点では人口100人ほどの小さな町であったが[1]、1970年代にメキシコ政府の先導でリゾート地として開発された。現在は人口100万人に達し、年間で300万人を超える観光客が訪れる、世界的に知名度が高いリゾート地となった[1]。近くに世界遺産のチチェン・イッツァや、リゾート地のシカレ、シェルハ、遺跡のトゥルムなどがあり、これらの遺跡
