ニューヨーク(CNNMoney) 2012年の大卒者が就職した企業の初任給が前年と比べ3.4%上昇したことが最新調査で20日までにわかった。全米の大学と雇用主で組織する協会が実施したもので、昨年の平均的な年間報酬額は4万4455ドルだった。 現在の為替相場では約396万円となる。初任給の増加幅としては08年組以来、最大となった。 調査結果によると、標準的な初任給は人文科学系の3万6988ドルから工学系の学位取得者の6万1913ドルまでの範囲に及ぶ。工学系に次ぐ高給はコンピューターサイエンス分野の5万9221ドルだった。 これらの標準的な初任給のデータは大学での専攻学科に見合う職種を見付けた卒業生だけを対象に収集された。 初任給の増加率が最大だったのは教育関連学科出身者で、前年比で5.4%増。標準額は4万668ドルで、全学科の卒業生の平均より若干低めだった。
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